そして僕は途方にくれる

やっときた、待ちに待ってた土曜日。休みじゃー!!思いっきり寝たるでー!!…じゃないって。することいっぱいあるって。でもやっぱり昼までのんびり競馬見たりネットサーヒンしたりするわけやね。
そんな競馬中継の真っ只中にかぶさる形で、スカパー724chアニマックスで始まった新番組がどうしても見たかった。タイトルは「ガンバの冒険」…1975年放送のアニメだそうだ。そうだ、というか存在そのものは良く知ってて、昔見てたんだけどこんなに昔だとは思わなかった。もしかして再放送だったのか…。まあそれはおいといて、やはりこの頃の昔のアニメはすんなり受け入れられてイイ!エンディングソングが70年代フォークソング丸出しなのも、時代を感じさせていいぞ。
いろいろやろうと思っていたが結局やったことと言えば競馬と「ガンバの冒険」と、日が暮れてからのジンギスカン!最近仕事でストレスをためているというT崎氏を励ますためにS氏と3人集まって葛西でジンギスカンを食いまくった。北海道出身のT崎氏のことだからきっと丸くて激薄な冷凍ロールとかいうラム肉を食い放題なのかと思ったら、かなり良質そうなラムを食いまくりだった。まあ何にしても食いまくりなのは一緒だが。相当食いまくって満足しきるまで食い尽くした。ジンギスカンは素晴らしい。
3人揃って食いすぎたので腹ごなしにカラオケに行って、この年齢の3人だからと調子こいて80年代前半の曲で攻めまくったが、S氏は微妙にゾーンから外れてるらしくてちょっと申し訳なかった。僅かな年の差なのに世代の壁があるとは…。大沢誉志幸の「そして僕は途方にくれる」を歌っていたら、T崎氏が「それYASSANのテーマソングにいいですね!今晩のVOYAKIのタイトルはこれに決定ですよ!!」とのたまう。…そうか、私のイメージはこれなんですね→「orz」トホホホ…

野次馬発動案件

建築設計事務所が「構造計算書」というのを偽造したお陰で首都圏のいくつものビルが耐震性に問題ありということになって大騒ぎ。茅場町京王電鉄のホテルが営業休止に追込まれたのが昨日、その時点で判明していたのは書類を偽造した建築設計事務所と、その不正を見抜けなかった民間の検査機関。で、そんなところに仕事を頼む肝心の施工業者の名前が公表されてなかったので、「こんなときは2ちゃんねる」というわけでしばらく2ちゃんで情報収集したが、さすがに「○○社か?」「何度も既出」と情報が行き交っていた。
その後施工業者の名前も公表されたが、問題の建築事務所を使った業者はある程度偏っているらしいですな。現時点で耐震性に問題ありと確定、もしくは疑われている建物は最近建ったばかりのホテルやマンションに限られているようだが、名前を公表された施工業者のWebサイトに行ってみたら「販売実績」とかいうページがあって、そこにたくさんのマンションの名前が列挙してあるわけですが…疑いが晴れるといいですがねえ…
今朝のテレビ番組で偽造した建築士本人が出て、かなり開き直ったコメントを出したそうで。テレビを見た人が2ちゃんで書いたことの受け売りだが、何かを掴んだ上での確信的な発言が多く「あれは裏があると訴えたいに違いない」「何か強さを感じる」「自殺するんじゃないかと心配だ」とまあかなり印象的だったようで。民間検査会社のコメントも聞いたが、「見抜けなかったが業務は適切で問題ない」とか頓珍漢な言い訳に終始しているようで、こちらの会社はかなり印象悪い。信用をあげるためにやってるはずの構造計算書とその検査なのに、そこが偽造されてるとはね…しかも設計時だけじゃなくて中間検査と完成検査と三度もチェックの機会があるのに全部スルーとは、いったいこの検査機関というのはなんのために存在しているのやら。
問題の建物は強度が足りずに震度5強程度で倒れてしまうかも、という話だが、そのくらいで倒壊しそうな建物に今住んでる自分としては(^_^;)大地震が来たらみんなおんなじだからいいじゃん(^_^;)なんて思うわけだが、倒壊といっても2階建てオンボロアパートと高層マンションでは生存率が違いそうだから(マンションの方が死にそう?)、当事者達は私なんかよりずっと深刻に考えているのだろう。そもそも何千万円もの大金払って買ったものが思ったとおりの価値が無い、騙されたか?というのはやはり悔しく、腹立たしいよな。当事者ではないがやはり許しがたい。
実はこの建築設計事務所地下鉄東西線妙典駅のすぐ近くにあるようなので、今日明日にでも見に行ってやろうかと考えていた。まったくもって野次馬だが、すぐ近所だし。耐震性に問題があると公表された船橋市のマンションも比較的近いし、営業休止したホテルと、耐震性が疑われると言われているマンションは自分の会社のすぐ近くである。野次馬にはコト欠かない。

宮崎県には変わった姓の人が多い

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051119-00000184-mailo-l45」…なぜか一人で地道に追っている、高千穂鉄道再建問題。災害復旧の見積もりが出たそうで、復旧期間はなんと4年、費用もどどーんと40億円ときた。ああああああ、こりゃあダメだああああorz。最近の災害ではJR九州豊肥本線が2年くらい運休したっけ?JR西日本大糸線はそれ以上だっけか、河川改修工事とセットで復旧工事をしたので存在を忘れるくらい長期間運休してたな。そして今はJR西日本越美北線JR東海高山本線が水害のために長期間運休して復旧工事をしている。
これらはみな規模の大きいJRでの話であり、長期間運休になることでダメージは受けるが会社が潰れるには程遠い規模である。しかし高千穂鉄道の場合はそれ一本きりの小さな会社、それが4年も止まりっ放しというのは事実上オワットル。前にも書いた気がするが、水害を受けたが復旧できずにそのまま安楽死、というのは鉄道にとっては結構ポピュラーな「死」の形態の一つ。まことに残念だが、ヒジョーに難しいと言うしかない。もし残すなら記事にも書いてあるとおり日之影−高千穂間の部分復旧しかなさそう。その場合は思いっきり観光鉄道化して「遠方からわざわざ乗りに来てもらう」鉄道を目指さなければならないだろう。どちらにしても茨の道ってことか。
関係ないが、記事中に出てくる高千穂町商工会の会長さんのお名前はコオロギさん、なのか?宮崎県人の嫁をもらったS藤K治が「宮崎県には変わった姓が多い」と言っていたが(K治夫人の旧姓もかなり珍しい)、さすがだな。