2005年度も半分が過ぎようとしています…

今日で9時出勤もお仕舞。張り切って出勤…なわけがない。疲れた…。相変わらず猛烈に寒いところでサーバをいじめる。DBにアクセス中に、2台あるサーバの片方を電源断!でもDBは片肺で動き続けますよ…というテスト。全く問題なし、あっさりとノードが切り替わる。スゲーもんだな。
全てのタスクが順調に終了し、自社に戻ってマッタリしてから帰宅。来週からはまた別の金融機関に出向くことになっている。あっちにいったりこっちにいったり、なかなか忙しい。まあとりあえず、今週末はゆっくり過ごすか。

と、発表しようと思っていた矢先

のまネコ問題。「エイベックスが「のまネコ」商標登録取り下げ、CDの特典映像も収録中止」(Impress)「http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051001k0000m040043000c.html」(MSN)「エイベックスが「のまネコ」Flash収録を中止へ 商標登録も中止依頼 - ITmedia NEWS」(ITMedia)…ついに降参キタワァー!!と思ったが、どうやら違うようだ。
のまネコ問題の中でもっとも重要な点は、「のまネコのキャラクター」が商標登録されるか否か?であった。のまネコは明らかにパクリであるが、商標登録されればいちおうのお墨付きがつくことになって、堂々と商売が出来る。のみならず、のまネコににたデザインの商品には「似せるな」と文句が言えるわけだ。パクリ元のモナーには商標登録はなく、このままではのまネコが正になる危険性があった。
今日夕方に見たどこの媒体も「のまネコの商標登録取り下げへ」と書いてあるので、まるでレコード会社の全面降伏のように感じられるのは致し方ない。私も最初はそう思った。が、内容をよく読むとなんだか違う。長々と説明文を書こうと途中まで書いたが、まとめサイトに行ってもらったほうが明らかにわかりやすいのでそうしてください(^_^;)。こちらです→「bmybox.com - このウェブサイトは販売用です! -  リソースおよび情報」。上のImpressの記事でも【追記 18:42】のところで直接当事者に確かめて、内容の怪しさを伝えている。
これだけでも十分おかしいが、もっとおかしいのはその後だ。CDへのflash添付と商標登録取り下げ(をしようと思う、だが)、の後に続くこのセンテンスが衝撃的だ。「…と、発表しようと思っていた矢先、2ちゃんねるで社員への殺人予告が行われた、そうだ。…こ、これはいったい何事か?いや、2ちゃんでよくある犯罪予告の一種なら、IPアドレスがすぐに割れるので(既に公表されている)後はログを追って書き込んだ主を特定すれば犯人はすぐにタイーホである。だから被害届でも何でも出せばいい。おかしいのは、一つの文書で二つの直接関係のない事柄がセットで発表されていること。関係している点がせいぜい2ちゃんねるくらいしかないというのに。2ちゃんねら=犯罪者、という印象操作を行っているかのようだ。
そもそも、会社が公式に発表する文書において、「と、発表しようと思っていた矢先」なんて書き方があるわけがない。ほかにも「もうつけないことにしようと思います」「してもらおうと思います」なんて書き方、会社が世間に発表する文書ではありえ無いだろう。悲しいことに私もお客さんに出す謝罪文書を書いたことあるけど、こんな文書いて上司に見せたらどつかれるで(^_^;)。このレコード会社には文章を見直すという文化はないのだろうか。それとも、これを書いた人が随分エライ人で、誰も校正できなかったとか?それに、日付と会社名は明記してあるが、部署名なり代表者名なりが無いのもなんだかなあ。これではハッキリした文責がわからず、実はそこら辺のバイトが書いた文章だから我が社はシラネーとか言い抜けられそうな気もする。
のまネコ騒動が長引き、深度が深くなるにつれて、次々と馬脚を現しつつあるこのレコード会社。実のところ、このレコード会社は謝罪なんて寸分も行っていない。火が消したくて仕方がないことだけはよくわかったが、この稚拙な文章と曖昧な表現と、どこにもゴメンナサイの文字がないこと、それに2ちゃんねる管理人より出された公開質問状には一切回答していないこと、これらの要素からこのレコード会社は謝罪するどころかいよいよ宣戦布告を行ったと見る方が適切かもしれない。面白いことに、晒されたアクセス情報から推測できる犯人の所在範囲の中に、当のレコード会社の本社もあるらしい。そこら辺から「自作自演」疑惑が持ち上がっており、2ちゃんねるではお祭り状態が一気にヒートアップ!!是非とも殺人予告犯人を検挙してくれ、と大いに盛り上がっている。ああ、これでは今週末もどっぷりネットに浸りきりになりそうだ。というか、既になってる。
【注】殺害予告の被害届は出されたらしいが、後でコッソリと取り下げることも可能。商標登録の取り下げを「してもらおうと思った」が、“著作権を管理している”と言う会社も取り下げると発表。でも対象はあくまでのまネコのみ、一番問題の「米酒」については触れていない。

こいつらも怪しい

のまネコでもう一丁いくか。上の一件に関してSK新聞のサイトでのまネコ問題を報じる記事が出たが、私の記憶ではSK新聞がのまネコ問題を報じた初めての記事じゃないかと思う。SK新聞のトップページには、系列の新聞SKスポーツが渦中のレコード会社が行ったイベントを宣伝するページのリンクが張ってある。また、同じく系列の夕刊紙、夕刊FJといえばいつも2ちゃんねるからネタを拾って記事を書いているのに、私の記憶ではまだ一回ものまネコをネタに記事を書いていないようだ。細かく追っていないがSKスポーツも今日の記事がのまネコ関連で初めての記事だと思う。
そして今日の夕方、同じく系列のFJテレビのニュース番組でもこの一件が取り上げられたそうだが、それを見た2ちゃんねらのカキコによると「まるで俺らが悪者みたいじゃん」という感じだったらしい。以上のことは伝聞と推定と断片的な事実しか書いていないので、これを読んだ方に「私の主張を信じろ」とは言えない。が、私の脳内においてはこのグループへのものの見方が変わりつつあることは確かだ。

彗星廃止

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050930-00000215-yom-soci」…明日から10月、JRのダイヤ改正があるのだった。これにて寝台特急彗星は廃止。ああ、もう一回乗っておきたかったなぁ。彗星廃止後は、熊本行き「なは」と長崎行き「あかつき」が併結して走るようになるが、どちらの編成もとても短く、これらの運命ももはや風前の灯火だろう。