物欲が止まらない

相変わらず月日の経つのは早いもので、8月ももう二日目だ(意味不明)。週末遊びすぎたために疲れて気力が出ない…駅で電車を待っていたら103系が入線してきたり201系900番台を見かけたりするが特に感動せず。毎日見れるし、運がよければ乗れるからな。それももうあと少しだけのことなのだが。
先週一緒に旅した友人Sが、デジカメが壊れたとかで新型を買って持ってきていた。もちろん購入に当たっては相談に乗ったわけだが、薄型の持ち運びしやすいのを買って重宝しておる。私はと言うと、相変わらず巨大でずっしり重い Nikon D2H とレンズ一式を持参。それまで使っていたコンパクトデジカメは、この前葬式で帰省した時に親にプレゼントしてしまったので持ってない。ので、何を撮るにもD2Hである。お陰で写真はハイクオリチーで撮れるが、とにもかくにも重くて仕方が無い。荷物としても相当にかさばるので、それ以外の荷物(着替え等)はほとんど持てない。ここのところは短期間の旅行ばかりなのでさして困っていないが、来週の帰省時にこれを持って行くとなると他の荷物は一体どうしよう、と悩ましいことになってきた。
ケータイのデジカメ機能が買い替えにより200万画素にアップしたのは重宝してる。が、V603SHにはシャッターを押してから写真が写るまでのタイムラグが極端に大きいと言う弱点がある。シャッターとなるボタンを押してからおもむろに焦点を合わせようとして、そのあとおもむろに撮影するので動いてるモノにはまるで役に立たない。所詮はケータイ電話機のオマケに過ぎないと痛感する。こんなことならわざわざピントを合わせないでパンフォーカスの方がまだナンボかマシだろと思うこともある。
というところで長々と書き連ねたが、要するに「コンパクトデジカメも欲しいな」ということである。まったく、今年の前半は「カネがあるけど買いたいものが何もない」とかほざいていたのに、いったん物欲魂に火がついたら燃え上がる一方で消える気配なし。蓄えが全て底をつくまで火は消えないんじゃないだろうか(^_^;)。
しかしデジカメもTPOを考えて使わないとイカンなぁ、と反省し始めているところであり、ちょっと性能にこだわった機種なんかがあったらそれを買ってしまいたいナーなんて思っていた刹那、まさにズッポシズボズボ、ドンピシャな機種を発見してしまったのことよ。それはコレ→「16:9&広角28ミリの“ワイドな楽しさ”――新LUMIX「DMC-LX1」」。まず何より、35mm版相当で28mmレンズに相当する画角で写真が撮れるというのが素晴らしい。たいていのコンパクト機のレンズは広角側で35mm版で35mmレンズ相当のズームレンズを採用しているものが多いが、35mmと28mmではだいぶ違う。私は中学・高校生のころから一般的な撮影には28mmを愛用しており、それと違和感無い画角で撮れるというのは実に有難い。その上、レンズメーカがライカである。ライカのカメラなんて貧乏高校生には決して買えない高嶺の花であった。それが今やパナのカメラにライカのレンズがついてる、なんていったいどんな時代の変わりようですか?コンパクト機だからいくらライカといっても所詮はブランドだけかもしれないけど、それでも使ってみたいライカのレンズ(^_^)。
私はカメラに関しては古い価値観を持っているので、パナのカメラと聞くと「家電メーカ?プ」という感じがぬぐえないのだが、しかしパナのカメラ作りはかなり洗練されてきたというかブランドが家電と一緒でなければメチャメチャ売れるのではないかと思えるほどクオリチーが高くなってきたような気がわけもなくする。というかこの機種のこだわり具合が妙に琴線に触れて猛烈に欲しくなってきたわけだなこれが。わざわざ16対9のワイド撮影になっているのがどうなのかと思うが、私の使い方だとこのカメラは主に風景撮影に使うだろうからかえって好都合かも知れぬと思うとなんだかワクワクしてくる。よし、これを買おう!と思ったら、この機種は新製品であり発売は8月26日からだって。ガックシ…_| ̄|○