京葉線の車窓から

今日乗った京葉線快速電車は青い103系。もういつ廃車になってもおかしくはないが依然として元気に走っている。車内の送風装置は昔懐かしい扇風機だが、実は扇風機が一番快適なのでは無いだろうか?ラインデリアじゃ送風口が向いてる場所に立たないと全くすずしくないが、扇風機は回転するので広い範囲ですずしい(^_^)
窓際に立って外を見ていると、いろいろなものが見える。舞浜駅からディズニーランドに行く通路の途中にあり、通りがかりの客に駄目押しでディズニーグッズを買わせる「カッパギ」ショップ・ボンボヤージュの前でワゴンを出して立ってる姉さんは、発車していく電車に向かって必ず手を振っている。しかもわざわざ目立つように大きな手袋をして振っているので明らかに意識してやってる。それが仕事なんだろうなーとは思うが、誰が見てるかわからない、どれだけ反応があるかもわからない、そんな「電車に手を振る」作業をニコニコしながらやっている。乗客の中のディズニー利用者に対する徹底的なサービス精神。それを見るたび私は物凄く感心して仕方が無い。
隣の駅、葛西臨海公園駅の南側に広がる公園の端の方に臨時駐車場みたいな土地があるが、駐車場としては滅多に使われることはなく、お巡りさんがパイロンを一杯並べて白バイの練習をしているのが電車から見える。お巡りさんもこっそり努力しているわけだ。今日は何があるのかしらないが、駅の近くの道路に白バイが数十台ズラズラズラーっと並べてあるのが見えた。さすが警官は白バイを非常に整然と並べているのに感心した。私は違うが、白バイマニヤなるものがいたとすればまさに夢のような光景なのだろう(^_^;)
今日も新木場から座れた。しかし隣席は若い女性ではなく男が爆睡モード。お前に寄りかかられても暑いだけですから。起きろこの野郎。

非常に身近に起こった事件

http://www.asahi.com/national/update/0614/TKY200506140373.html…東京都中央区新川でビルの外壁が剥がれ落ちて下にいた人と車を直撃、後の情報では直撃を受けた女性の方は残念ながらお亡くなりになったとか…。
私は出勤後午前中は自社で仕事。飛び込みの仕事が割り込んできて、私の頭は一気にフリーズ。お客さん相手ではなく、OA機器の管理部門から「PCの管理台帳を作るから調べて送って。期限は一週間」だと。あまりにもぶしつけで人の都合を考えないそのやり方にぶち切れまくりながら調査をしていた。しかし夕方から客先で会議を行うので、16時過ぎに会社を出て客先の方に向かって歩いていった。
すると、目の前の様子が変。警察の車両が止まってる。それ以上に目立っている、TBSと大書した、ドでかいアンテナを載せた車も止まっている。何か事件が発生か?近寄っていくと黄色いテープで立ち入り禁止になっている向こうで道に瓦礫が散らばっているのがちらりと見えた。野次馬根性を出して会社にいるK下に電話で一報を入れると、奴の方から「ビルの壁が落ちたらしいです」と教えてもらった。そう、ここはビル外壁落下事故の現場だ。
日本橋の客先で仕事をして、本当はそのまま GO HOME するつもりだったが上記の馬鹿な仕事のせいで自社にいったん戻る。その途中で再び事故現場を通ると、さっきはいたTBSとフジテレビの車は撤収していたが、カメラを抱えたご一行が依然として取材を続けていた。様子からするとワイドショーの取材かもしれない。近くに立って見ていたらマイクを振られそうになったので慌てて撤退。
その現場は以前は時々歩いたこともある道であり、まさかこんなことが起こるとはつゆ思わなかった。そもそも都会はどこもかしこもビルだらけ、どこの外壁が剥げ落ちそうかいちいち観察もしてられない。被害に遭われた方々は全くの不運としか言いようがない。これは他人事ではない。