GW2日目

今日で10連休の2日目。ああ、あと休みが8日しか残ってないヨ…(^_^;)
この期間中に色々やろうと思っているのだが、結局今日も競馬しかしなかった。ああ…ダメだなあ。日用品を買いに夕方外出しただけだよ。もっとメリハリつけて生活しないとナア。…そう反省しつつも、なぜか一日中断続的に腹痛が襲うので辟易していたというのもあった。ほんと、どうなっているんだ?
そうだ、そろそろ帰省計画も立てないとナァ。GW期間中は運賃高いから切符の選択に困る。

JRの企業風土

JR西日本の事故関連だが、死者数が1人増えて107人になった。病院で手当ての甲斐なく…合掌。
事故原因の全容解明はまだ先のことになるだろうが、おおよそ「転覆説」で確定するようだ。テレビのワイドショーでも毎日散々このニュースのことを流しているが、これからは事故そのものよりも、そこに至った背景、すなわちJR西日本の過酷な労務管理やそこまでやるようになった経緯(私鉄との競争が激しいとか)に焦点が移っていくようだ。といっても、もはやほとんどJR西日本を吊るし上げる格好になるだろうが…ま、それも自業自得だわな。事故そのものもさることながら、その後の対応の悪さや反省の情の無さなど、最近袋叩きにされている企業たちと共通点が一杯あるし、マスコミとしても叩き甲斐があるだろう。
もっとも注目を浴びている労務管理、すなわち「『日勤教育』の実態」だが、元運転士や現役の運転士まで証言に立ってその過酷さ厳しさを声高に主張している。正業に就かせず文章書かせたり草むしりしたり…とほぼイジメに近いと悪評紛々である。
私がこれらの話を聞くにつれどうしても連想してしまうのが国鉄時代の「余剰人員問題」である。たるみ切った国鉄が合理化してみると大量の職員が余った。ので、余剰人員を「人材活用センター」だったっけか?そういうところに集めて何をさせていたかと言うと、やはり操車場の草むしりとか一日部屋に閉じ込めてビデオによる“教育”であった。たしか自殺者も出たと思う(記憶違いだったらゴメン)。その後余剰人員は国鉄清算事業団に引き継がれ、今日まで問題が継続しているわけだ。
要するにJR西がやっている日勤教育、その中身は余剰人員対策のときもやっていたのと同じことなわけだ。なぜそうなるのか?その根本原因はおそらく長く積もった労使関係の腐れ縁にあるのではないか。余剰人員問題の時は、労働組合によって余剰人員の数に偏りがあった。もしかしたら日勤教育も組合に所属するか否かで対応が異なっているのかもしれない(この辺は想像)。分割民営化で経営を立て直して世間一般的には成功例とみなされているJRだが、こういうブラックな側面が昔からあることはつい忘れ去られていたようだ。なんといっても、もとはあの国鉄だからね…

日本の特殊性 in 鉄道

「数分遅れで怒る通勤客」日本の“特殊性”海外も関心」…事故の背景を探るというと、日本人より外国人にやらせたほうがもっといろんなところに気がつくのだろう。世界一安全な日本の鉄道でこんな派手な事故が起こったと言うことで他国のマスコミの関心も高いそうだが、どうやらどこの外国人も日本人の「定時性へのこだわり」には相当に驚くようである。
私は外国は韓国にしか行ったことがないので他国の事情は詳しくは知らないが、よその国では「列車が時刻どおりに来ないのは当たり前」だということは知っている。国によって程度が違うだろうが…。日本においては数分遅れた程度で「列車遅延証明書」が出るほど遅延についてはうるさく、特に関西人は口やかましい…これは、行員T氏やY本氏のようなコテコテの関西人が身近にいるとよくわかる。関西人の怒りようは尋常ではない。頭おかしいのかと思うくらいだ(^_^;)(大げさ)
それはともかく、今後は安全性に重きが置かれて定時性は軽視されるようになる…とはあんまり思えんな(^_^;)。そりゃ、安全であってこその定時性、安全第一なのは当たり前なのだが、それでも今後も数分遅れた程度で怒りだす気の短い客は減らないだろう。列車が遅れて「ああ運転士が焦って事故らなくて良かった良かった」と胸をなでおろす、なんて客は多分いないだろう。