いつもと違う朝

本日は家から直接客先に出向いて打ち合わせを行うのだが、その場所が私の住んでるところよりも東なのでいつもと反対向きの電車に乗る。なかなか気分が変わってよい。
しかし、いつもと違うとどうしてもやってしまうこと、それはバスに乗り遅れることであーる(^_^;)。まずい、予定した電車に乗れないと遅刻してしまう。競馬場に遅刻して自分の馬の出走を見れないのは自業自得だが、ビジネスでお客さんとの打ち合わせに遅刻するのはそれとは重みが全く違う。とにかく大変だ。やむを得ず、駅まで自転車で行くことにした。
なぜ通勤に自転車を使わないかというと、「暑いのヤダ」というのもあるが、10時出勤と遅いので駅前駐輪場が満車になっているというのが一番大きい。浦安市では駅周辺を駐輪禁止区域に指定しており、違法駐輪はいつ取り締まられるかわからない。だから自転車を使う時は必ず有料駐輪場に止めているが、今日に限ってはリスクを負ってでも間に合わないと仕方が無い。
自転車をこいだら発熱して暑くなるのは当然だが、自宅から新浦安駅に向かう途中に湾岸道路と首都高湾岸線を乗り越える巨大陸橋を通る必要があり、その急勾配の坂を登るととても発熱するし息も上がるのが嫌なのであーる。なら自転車を降りて押して上がればという話もあるだろうが、男子たるものその程度の坂を自転車で越えられなくてどうする。でも暑いのは嫌(^_^;)。これからお客さんに会おうとしているというのに。
でも結局汗だくになって駅に到着する羽目になるのよね(;_;)。幸いにもたった一台分だけ有料駐車場のスペースが空いていたのでラッキー。なんとか間に合った。
それにしても、今日の客先は千葉市内、とはいえ「おゆみ野」という山間の住宅地の中である。多摩センターとか千葉ニュータウンとかそんな所ばかりに出かけているが、金融機関のシステム拠点というのはそういうところにひっそり建てるのがセオリーなのか。おゆみ野の最寄駅はJR外房線鎌取駅なのだが、列車本数が少ないので乗換駅の蘇我で待たされる。もう仕事に行く気分じゃなくてショートジャーニーである。入線してきた電車が113系だったので、そのまま終点まで乗っていきたい衝動に駆られた。

仕事スレッディング機能

客先での打ち合わせも無事終わり、会社に戻る。というよりやっと出社なのだが、さっき来た道を戻っていくので「このまま家に帰りテーナー」とは思ったが、なにせ上司と営業と一緒である。思っても言えない。
真昼間の打ち合わせだったのでみんなで昼食を食べようということになり、会社近くのいつも激込みのスパゲティ屋でうまいスパゲティを食して悦に入っていたところ、いつの間にやら外が物凄く暗くなって猛烈に雨が降ってきた!がーん!!…とりあえず傘は持ってるけど、携帯用の小さい傘だ。こんな土砂降りではあまり役に立たない。…仕方が無い、勢いが衰えるまでコーヒーでもすすってますか(^_^;)
お客さんとの打ち合わせの結果、思ったよりもスケジュールに余裕があるので、5月と6月は0.5人月分はもう一つ別の仕事をすることになった。…はぁ、私は脳内のメインメモリが640kbしかないから仕事のスレッディングができないんですけど(^_^;)。でもヒマヒマしてるよりは、まだマシかなあ。いかにもヒマそうだともっときつい仕事が回ってくるかも知れんしね。

JR西日本は誠実に対応しろ

JR西日本福知山線での脱線事故について。事故を起こした電車はその前の停車駅である伊丹駅で停止位置を8mほどオーバーランしていたということになっていたが、それが「実は40mでした」と訂正されたそうだ。昨日の時点ではオーバーランにより1分半遅れた、ということになっていたが、8mで1分半とは随分時間がかかっているなとは思っていた。1両約20mなので、40mというと丸2両分はみ出している。見た目にもかなり派手なオーバーランということになる。
また、事故を起こした編成の後ろ3両は207系の後期増備車(2000番台とかなんとか…間違ってたら後で修正します)で、非常制動がかかったときに列車の速度を数秒前から記録する新型装置が装備されていたそうだ。それは事故当日のJR西の会見でもそう言っていたが、その装置の解析結果が出て、なんと列車はそのカーブを約100km/hで通過しようとしていたそうだ。既にニュースで散々取り上げられているが、このカーブはその手前から70km/hの速度制限がかけられていて、明らかにオーバースピードである。
事故当日のJR西の会見では、「計算上は」133km/hにならないと脱線しないとほざいていたが、だったら70km/hの速度制限なんてかける必要が無いのではないか?それ以上出すと危ないから70km/hに抑えられているわけで。
…まあ、その70km/h制限の根拠も随分昔に決めたルールに則っているのかも知れず、車両によってはその制限よりも技術的に速く走れる場合に(振り子とか)例外的に「本則+15km/h」等というルールの緩和をすることがあるが…。以前、振り子車両の特急列車が走っているJR東海高山本線で車種別に速度制限が現示されている分岐器を見たことがあるが、JR西でも車種別の速度制限があるときはそうしているんじゃないかナと想像すると、問題のカーブにはただ単に70km/hの制限標識が出ているだけなので、どの列車もそれは守らなければならない。となると、やはり100km/hは速度違反というのは明白であろう。
一番気に入らないのは、JR西が事故当日にさっそく「置石説」を吹聴し「133km/hにならないと脱線しない」と言い張るなど、責任回避もしくは緩和に躍起になっているように見えることである。脱線事故の原因は複雑で慎重な調査解析の末に出されるものなのに…JR西は信楽高原鉄道事故のときも責任を信楽高原鉄道に押し付けようと首尾一貫していた前科もあるのでますます信用ならない。これは2ちゃんねるの鉄道関連スレあたりでもしきりに言われることである。
そして今日の展開である。やっぱり速度超過でカーブに突っ込んでいた!オーバーランでウソの報告があった!!記者会見で言った事を次々に訂正・撤回していく姿はあの雪印三菱自動車あたりと同様である。JR西はもっと慎重に、そして誠実に対応するべきなのではないか。