プロ野球は斜陽産業

いかんいかん。昨晩は気が付いたら3時半になっていて(^_^;)、何をするよりまず寝ないと翌朝に差し支えがあるので寝てしまった。相変わらず、だめぽ。廃人まっしぐら。
気を取り直して、昨日とうとうプロ野球のオーナー会議で近鉄BuとオリックスBWの合併が正式に承認されてしまいましたとさ。もう一つの合併はダイエーとロッテであったが、こちらは破綻…ハタンっていい響きだなあ(^_^;)…、来季は11球団でリーグ戦を行うことになったそうだ。しかし今朝の新聞はそろって、ダイエーの再建問題によっては今後どうなるかわからない、と言う。それって結局何も決まってないのと同じじゃあ…。オーナーどもが雁首そろえてもこの体たらく。まさにムノウ、ムノウの集団なり。
まぁ、これらは全て予測の範囲内だし、焦点は既にスト決行に移っているので、昨日のオーナー会議のことは「失望した」というより他には何も無いな。ところで、H立氏の大好きな西武のオーナーに言ってやりたいことがあるんですが、いいですか?ダイエーなんか当てにしてないで、お前のところが合併しろ!!今日のニュースで西武のオーナーがどう動いてきたかが報じられた。まずロッテをけしかけてダイエーとくっつけさせようとして、それがうまくいかないとなると横浜、ヤクルト、ロッテと手当たり次第に西武とくっつけようと画策したとか。特にロッテとは前日まで交渉していたそうだが(やっぱりな)、西武が偉そうなのでロッテが反発して流れたらしいじゃないか。H立氏には悪いが、西武が消滅すればパ・リーグの4球団化は達成できるんじゃないか?そういう自己犠牲の気持ちは、お持ちでないようだ。
ダイエーも依然として危ない。とりあえず虎口は脱したが、ハイエナどもにたかられる可能性はますます高まってきたといわざるを得ない。なんでこれほどうまくいっている球団が潰れなきゃいけないのだ?売りに出せば引き取り手もあろうに、なぜに合併しなきゃならぬ?実に納得のいかない話だ。嗚呼、実に面白くない。しかしダイエーの場合は「年中行事」とも言われる経営陣の不祥事が、今年も起こってしまった。ファンとして考えたくないが、12球団の中で一番消えた方が迷惑の少ないのはダイエーかもしれぬ…
話は変わるが、今週になって地方競馬高崎競馬が今年度限りで廃止になると報じられた。競馬もプロ野球も、なんかこう滅亡という出口に向かってゆっくりゆっくり流れていってるような、そんな感じ。流れがゆっくりなので当事者はなかなか気が付かないが、みんなが気にしだす頃には既に手遅れ、って感じで。両者とも、自由な論議を重ねて積極的に前向きに改革しようとしない姿勢がとてもよく似ている。斜陽産業とは、どれも同じ道のりを歩むものなのかもしれませぬなあ。