ウイスキーラヴァーのみなさん素晴らしいですね

先月、余市マンサリーニャウッドフィニッシュを買いに行った酒屋でウイスキーのイベントがあることを知った。それ行きたい!貴重な酒一杯飲めそう\(^o^)/
…という目論見を一か月間ずっと持ち続けていた。そして今日、そのイベントに参加した。TXにいつもとは逆方向に乗って守谷で関東鉄道常総線に乗り換え。うーん、常総線沿線をドライブすることは数多いが、列車に乗るのは大変久しぶりかもしれない。
守谷駅って2面4線だけどこんなにでかかったっけ?ホームも長くて6両分くらいある。規模だけだと上のTX守谷駅もかくや!という感じだが…ちょうど上下列車が立て続けに入線してきたが、両方とも1両編成。現実は厳しい。
常総線の車両は比較的新しいので車速は速い。それでも下妻まで一時間近くかかってしまうんだなあ…車には負けるよなあ。なんてことを考えながら、下妻到着。ここはウイスキーの新しい聖地である。著名なウイスキー愛好家が膨大なコレクションを惜しげもなく繰り出して定期的に試飲会を行っているそう。今日は私が酒を買いに行った酒店とのコラボでウイスキーと日本酒が飲めるという拡大バージョンなのである。
…なのに、駅前には誰もいない(^_^;) 日曜の昼下がりという点を差し引いても人がいなさすぎだろう。本当にそんなイベントあるのだろうか。心配になりながら、地図で検索したかふぇまるという会場を目指して歩いた。
会場に向かって歩く人も全くいない。これは本当だろうか…と心配になっていると、後ろからやってきた人に「かふぇまるに行くのですか?」と声をかけられた。ああ、やっとイベントがあると実感できる(^_^;)
この声をかけてくださった方とは会場でもお話しさせていただいたが、真のウイスキーラヴァーというやつで、何から何までよくご存じ。当然、家にも膨大なコレクションを所有しているとのことでうらやましい限り。そうなるために長い時間と不断の努力、莫大な財と、そして運。すべて取り揃えて今に至るわけで、羨ましがっても到底追いつかないので仕方がない。自分は自分のできることを為すのみ。
地元の人にのみ告知してささやかにやってるイベントながら、茨城県内の各地から愛好家が集まってきている模様。先のウイスキーラヴァーのご友人たちも牛久やら水戸やら県内各地から集結。しかしさずがに千葉県からやってきているのは私だけ!
知り合いゼロの中に飛び込んでいくのは…実はそんなに苦ではない。長年鉄ヲタをやっているが、周りに知り合いがいないというシチュエーションは山ほどある、というかほとんどの場合そうなので、コミュニケーション能力が低くてもこういう状況は慣れっこなのである。
しかも酒飲んで酔っ払っているので勢い任せでコミュニティの中にすっぽり突入。いやあ、その節はご迷惑をおかけしましたm(__)m 貴重な場に居合わせることができて幸せでした。
二度と手に入らないかもしれない貴重なウイスキーも手軽なお値段でガンガン飲ませてもらった。ありがたいありがたい、勉強になります。もっとも印象的だったのはやはりニッカシングルカスクモルトウイスキー1999、余市シングルモルトであった。実はこの会場で余市10年とか12年とか、かねて所望している年代物が飲めるかなと思ってきたのだが、「たまたま」今日はそれらは用意されてなかった(いつもはあるらしい)。それは残念だが、それ以上のものが飲めたので幸せです。
当初は2時間くらいで帰ろうと思っていたが、話も弾んで気が付くと5時間もその場にいた。いやー、大変良かった。ありがたいありがたい。