運命の分岐点

新幹線も、予約を取った「のぞみ」は1時間半くらい後であり、早く帰りたいので自由席に座ることになる。京都から自由席に…座れるのだろうか?席あってもB席とか嫌だし。やはり新大阪始発の列車なら自由席も空いているのではないか。
ホームに上がると、ちょうど東京行き「のぞみ42号」が発車直前だった。42ってことは博多発か…自由席混んでんだろうなあ、ということで見送った。次発は「ひかり478号」、停車駅を見ると浜松静岡三島の3駅停車。これは後続の「のぞみ」に抜かれるやつだ。これも見送り。
というわけでその次の「のぞみ248号」新大阪始発列車に乗る。目論見通りに空いていた。これで東京まで何の憂いもなく到着する。そう思っていた…が、壁の横スクロールの情報を見ていると、東海道本線の静岡−掛川間が豪雨のため運転休止しているようだ。そうか雨降っているのか、でも新幹線じゃないからいいや。
着席したのがC席(通路側)なので外を見ることもなくぼんやり寝ていたら、いつの間にか列車の速度がかなり遅くなっていた。外は雨。もしや?まさか…
そして列車はゆっくりゆっくりと駅に進入し、やがて通過線上に停車。その駅の名は掛川。さっきチェックした豪雨の影響はついに新幹線にも及び、新幹線も静岡−掛川間が運転休止になってしまった。しかもその決定がなされた19時10分は私が乗る「のぞみ248号」が掛川に差し掛かる5分前。
…ということは、一本前の「のぞみ42号」に乗っておればギリギリで逃げ切ったのではないか?なんということだorz
己の決断の悪さにしょんぼりしていると、隣の退避線(ホームのある線路)に後続の列車が入線してきた。それは京都で先発した「ひかり478号」であった。浜松でいったんぶち抜いた列車に追いつかれた。
そして待つこと45分でついに運転再開、と思ったらまず隣の「ひかり」が出発していった。たぶん静岡で再度追い抜かせるためにあえて先発したのだと思う。私の乗った列車も動き出したが、徐行運転でずっとノロノロ。横スクロールには「東海道新幹線は〜のため5〜45分遅れています」と表示されているが、その45分遅れは私の列車だから!orz
徐行区間を通り過ぎたら回復運転で爆走するのだが、停車する新横浜駅の手前で謎の停車。しかもずっと動かない。前が詰まっているのだろうか、これではせっかく急いで走ってきた甲斐が全くない。
同じ停車は品川駅手前でもあった。結局東京に到着したのは50分遅れ。疲れた…早く帰りたい(;_;)