スペシャルウィーク死す

「スペシャルウィーク号が死亡」…名馬スペシャルウィーク、享年23歳。1998年日本ダービー優勝馬。あの時代の最強馬と私は認識している。彼の勝ったレースはどれも印象的だが、一番思い出深いのはやはり1999年の天皇賞（秋）。これまで3着以内を外したことないスペシャルウィークが前走の京都大賞典で初めての惨敗。これで人気落としたんだよね。
私は12番人気のド人気薄だったステイゴールドを頭にがっつり馬券を買っていたが、新聞を見ていて「おや？スペシャルウィークとエアジハード（安田記念勝馬）、2頭のGI馬が人気落としているからステイと3頭BOX買ったら当たるんじゃね？」と軽く考えて3頭馬連BOXを買い足し。
するとレースは…あのレースはいまだにトラウマだが、熱烈応援していたステイゴールドがついにGI取ったか！残り100mで先頭に立ったステイゴールド、しかし脚色は後ろから迫るスペシャルウィークのほうが優勢！！イヤーーーやめてーーーーーーーーー(;_;)
クビ差でスペシャルウィークの勝ち。ステイは国内GI優勝の千載一遇のチャンスを逃した。もう悔しいったらない。ずっと後まで尾を引いて、いまだにひきずっているわけだが、馬券は万馬券がいただけました＼(^o^)／
あの時代は他にグラスワンダーだのエルコンドルパサーだのセイウンスカイだのキングヘイローだのエアグルーヴだの名馬がたくさんいたわけだが、その中で一番の名馬がスペシャルウィークだと思っていた。引退後は種牡馬になったが、産駒の中で名馬と言えるのは牝馬が多く牡馬のラインは繋がらないかもしれない。が、スペシャルウィークの栄光は色あせるものではない。