九死に一生を得る、とはこういうことか

45年前の列車事故 死の淵見たから、がむしゃらに バイトで入社、逆境も乗り越えた井村屋副会長の半生」…今から45年前?ということは昭和47年だから北陸トンネル列車火災事故か!…とタイトルだけ見て内容を把握した気になる(^_^;)
あずきバー」や肉まんあんまんの会社、井村屋の女性副社長さんはこの事故に遭って死ぬような思いをしたのに、立ち直って一念発起、アルバイトとして入社した会社で累進して副社長まで上り詰めたそうな。それはすごい人生だ。「生きていくことが亡くなった人への恩返しになる」。うーん、死ぬ目に遭わないと実感できないかもしれない。
なお「北陸トンネル列車火災事故」とは全長14㎞弱の北陸トンネルのど真ん中で急行「きたぐに」の食堂車オシ17から出火。電化区間だったが停電したため列車が動けなくなり、トンネル内に煙が充満し救助作業が難航。死者30人重軽傷者714人という大惨事である。この事故により車両の難燃化をはじめ数多くの教訓が得られた。尊い犠牲を無駄にはしなかった、と思いたい。