ジオラマにするの意外と難しくね?

あの天空の駅「三江線 宇都井駅」が150分の1模型に トミーテックから」…もうすぐ廃線になるJR三江線。もう一度乗っておきたかったが仕方がないなー。その三江線をもっとも的確に表現するアイコンであるところの「宇都井駅」がNゲージ模型化!
宇都井駅はホームの位置が地上高20メートルのところにある「天空の駅」。実際に見たらたぶん「何でこんな駅作るんだアホちゃう?」と思うに違いない駅。20メートルの高さまで階段を上って列車に乗り、列車から降りたらその階段を降りなきゃならない。誰がこんな駅を毎日根気強く使うというのか。このバカバカしさが宇都井の魅力(^_^;)
その魅力をNゲージサイズに凝縮したのがこの模型。これで宇都井駅ジオラマ作ったらいいのかな?しかしなにせ地上高20メートルなだけに、この駅を使ったジオラマ作るの結構難しそうな気が。駅だけのジオラマならまだいいが、このジオラマを組み込んだレイアウトを作ったら大変だ。
現実の宇都井駅は、おそらく三江線廃線になった後も観光地として残るに違いない。いっそ幸福駅跡みたいにはっちゃけてしまえばいい。駅下に道の駅なんか作っちゃったりして。誰でも階段を登れるようにして、駅ホーム跡を展望台みたいに使うと楽しいかも。
しかし一方、問題はこの駅のコンクリ構造物がいつまで風雪に耐えるのかという点で、維持しようとしたら金がかかって仕方がない。ので、タウシュベツ川橋梁や志免炭鉱の立坑のように「敢えて手入れしない」で遠くから眺めて愛でる方法もある。その場合は登るなんてもってのほか、ということになるが。