徳島にDMVを導入する話はガチです

DMV徳島で20年度導入へ 線路と道路を走行 JR北海道が開発主導」…先月の記事で徳島県が安佐海岸鉄道にDMVを導入するという話を知った。その続報というか、詳報がこの記事。徳島県は「我々がDMVの育ての親になる」という気合いの入れよう。誠に素晴らしいことである。
DMVは車体がバスなので車体が軽く、冬の気候が厳しい北海道では雪を跳ね飛ばせないなどいろいろ難問があったそうだが、温暖な徳島ならそこら辺の条件は緩くていい。導入は2020年度予定だそうだが、そこまで安佐海岸鉄道が持つかどうか(^_^;)
ところで記事中に「DMVが鉄道モードで走る区間JR四国から譲渡を受ける1区間を含む4駅間の10キロで、DMV専用に生まれ変わる」とある。は?JRから移管??「阿佐海岸鉄道「DMV」はローカル線活性化の起爆剤になるか。室戸岬を目指して2020年にも運行開始」によると、牟岐線の終点の海部の一つ手前の阿波海南からDMVを運行する計画だが、理由はDMVが車両の向きを変える施設を阿波海南に作るためだと。
そういえばDMVは片運転台なので車両の転回が必要だった。海部は高架だったと思うので、地平にある阿波海南にそれを作る方が得策か。安佐海岸鉄道の終点の甲浦も高架だが、こちらには地上に降りるスロープを作る。ということは、このDMVが甲浦以南を定期運行することになったら「新線」扱いにして乗りに行かねばならぬのう(^_^;)