誰も助けになぞ行かなくなるが

「山岳救助に過失」賠償確定=死亡男性遺族、北海道警訴え―最高裁」…遭難者を救助中に落っことしてしまい死なせたとして遺族が損害賠償請求していた裁判が被告敗訴で確定。
本当にそれでよかったのだろうか?まあ遺族にとっては納得の判決なのかもしれんが、人助けに失敗して訴えられる、賠償を払わなければならなくなるなんてことになるなら最初から人助けなんてせんよ?
既に、バリバリの中年ヲヤジである私は道端で子供が泣いていても一切関わらないと固く心に誓っているが、そういう無慈悲な人間が増えるよ。山で遭難したら自己責任、とはいえなんだかんだ言って山岳救助隊が助けに来るのが日本のいいところ。でもこんなことになるなら、今後は救助は全面的に有償、とか、山岳保険に入ってない奴は救助の対象外、とか、免責事項(失敗しても責任は問わない、とか)を了解しない奴は救助しない、とかなるかもね。いや、もはやそうしたほうが良さそう。