「カシオペア」「はまなす」終焉、トワイライト用客車も引退

JR西日本、特別な「トワイライトエクスプレス」最終運行到着式を3月22日に開催 ついにラストラン。車両の一部は京都鉄道博物館に展示予定」…3月26日ダイヤ改正を前にして、定期列車の「はまなす」、臨時列車「カシオペア」と団体専用「特別なトワイライト〜」の各列車がラストランとなり、それぞれ記事になった。
私はその3者いずれも1回乗車しただけだが、乗った年は全然違う。トワイライトは大学生の時、「カシオペア」は2012年、そして「はまなす」は2013年である。「はまなす」は出張の帰り?に乗った。今の仕事でなければ乗れなかったはずなので感謝しきれない。
カシオペア」のE26系は今後は団体専用列車となり北海道にも顔を出すとか。…北海道?できるならなぜやらない!!それはさておき、トワイライトと「はまなす」の車両は老朽化が激しく廃車になるものと思われる。トワイライトの車両の一部は京都鉄道博物館に展示される、とあるが、これは今回引退する車両ではなく、前に「トワイライトエクスプレス」の運行が終わった後に廃車になった車両が既に運び込まれている模様。
おそらく、今回引退する車両たちの一部は廃車のあと解体ではなくどこかに引き取られて余生を送ることになるんじゃないかと期待している。ところで今の日本には機関車に引っ張られる「客車」というものの存在数が極めて少なくなっており、最近のSL復活などの観光列車ブームの需要に対して数が少なすぎるという問題がある。
その中で特に動向が注目されているのが、東武鉄道が復活させるSL列車である。SLはJR北海道が所有するC11をレンタルする。しかし牽引する客車がない。いったいどこから何を調達するのか?
JR四国で長期間ほったらかしになっていた12・14系を購入するという説が有力である。だが、ちょうど同じJR北海道から客車が何両も余剰が出ましたよ?JR北海道は観光SL列車も取りやめたのでその車両も余ってる。さてどうなるのか、そこが注目だ。