ロールサインとは

数日前のあるテレビ番組で、最近の女性が好むインテリアに「男前インテリア」なるものがあり、それを表現するのに必須なアイテムとして「バスロールサイン」なるものがあると言っていた。それは黒字の幕に白地で横文字がずらずら並べてあるだけのシンプルなもので、その横文字は主に地名であるらしい。
そしてその幕は昔のイギリスやアメリカでバスの行先表示に実際に使っていたものだという。
…それって「行先表示幕」???
というわけでWikipediaの「方向幕」。見事にロールサインと書いてある。なんだよ今どきの女はこんなもの部屋に飾って喜んでるのか。日本のオスが日本のバスの行先表示幕を部屋に飾ったらキモオタとかいってバカにするんだろうに、自分はイギリスのバスの行き先飾って喜ぶのかよ。
しかも、行先表示幕の実物は高いので、自分でそれを作る方法なんてのがネットで紹介されている。…自分で行先表示幕を自作する、それはまさしく鉄ヲタの所業。きっとこれをやってる本人は、それがまさしくマニアの行為だと自覚しないでやってんだろうな。
笑っちまうな。自分はおしゃれで鉄ヲタはキモイと思ってるメスがキモオタと全く同じことしてるとは。
しかし、まかり間違って家に行先表示幕を飾るのが広く一般的に流行したりなんかしたら、鉄ヲタとしては他に類例を見ない奇天烈な行先表示を飾りたくなる。ああ、それがマニアというものだろう。とりあえず私は国鉄12系客車の行先表示幕を一式飾りたい。12系は臨時列車として運用されることが多かったので、日本全国各地の駅名が行先としてセットされていた。子供のころ、12系が駅で行先表示幕を回しているのを見ていたがあまりにも数多くの駅名が出るのでずーーーっと飽きずに見ていたなぁ。