国鉄特急車も少なくなった

最後の“国鉄色特急”引退へ 「こうのとり」など30日運転終了」…北陸新幹線開業による特急車両の玉突き配転により、福知山の381系で運転されている「こうのとり」などの車両が今月限りで置き換わる。福知山の381系はもともと紀勢本線「くろしお」から転属したものだが、その際色を国鉄時代の赤2号+クリーム色4号に戻したために“最後の国鉄特急色”と書かれている。
国鉄特急色”で走っている定期列車と言ったら185系のナナメストライプとかあるけどなー、あと「はまなす」の14系・24系もそうだけどなー(^_^;)、という突込みはさておき、言われてみると国鉄車両で運転されている定期の優等列車自体が絶滅に近づいており、オリジナルの色で走っているのはさらに稀なので貴重なのは間違いない。
もっとも、上記記事にも381系は「やくも」で健在だと書いてあり、今の「やくも」は元の色ではないものの、これもまたウケ狙いで旧色に戻したりするんじゃねーの?185系もそうやって一部元に戻したわけだしなー。
それにしても、国鉄時代の特急車も随分減ったものだ。今年はなんといっても「北斗星」等の廃止により24系寝台車の大量廃車が目立つが、春先の北陸新幹線開業でも485系が大量廃車、485系の定期列車はなんと「白鳥」だけという状態。
その「白鳥」も来年の北海道新幹線開業時には「はまなす」ともども消滅し、485系と14系・24系客車の定期運用が無くなる。客車はともかく、あの485系もついに定期列車が無くなるのか。感慨にふけらざるを得ない。
という事は来春以降定期特急で使用される国鉄車は185系、783系電車とキハ183系(0番台、500番台)、キハ185気動車となるが、185系電車とキハ183系0番台以外はJR発足直前に投入された車両なのであんまり国鉄というイメージは無いな。