実現すると嬉しい保存活動

北海道倶知安町の旅行会社、寝台特急『北斗星』の客車を保存へ…DD51や『はまなす』も検討」…北斗星廃止により事実上絶滅した「ブルートレイン」の寝台車両が意外と人気らしく引き取りを希望している人がちらほらいる模様。以前九州の方で「富士」「はやぶさ」が廃止になった時も西の方で寝台車引き取りのオファーがあり実際に何両か譲渡されたようだが…
その後のメンテナンスが行き届いてない例が多いらしい。やはり現実は厳しいようだ…
鉄道車両の保存というのは思ったよりずっと金がかかるようだ。まず貰う時からして、車両本体がタダだったとしても輸送費が物凄いことになるとは聞いているが、その後も定期的な塗装が必要だし、動かない車両は動く車両より傷みが早い傾向にあるようなので(特に車内はすぐかびるとか)きちんと維持して行こうとしたら常にお金をつぎ込んでないといけない。
それができないと…日本のあちこちで朽ち果てていく鉄道車両が増えるわけやね。まあ、それは仕方がないこと。ただ、それを認識しないで一時の勢いで車両を貰い受けて後で後悔しないといいがな、と。
そんなわけで今勢いよく車両が欲しいと言っている人たちにもよく考えてもらいたいと思っているわけだが、記事にある旅行会社は寝台車のみならず機関車DD51まで貰い受けて動態保存したいとまで言っているとか。ちょっと心配だけど実現したら嬉しいなあ、と自分では金も出さないで勝手に心配したり期待したり。金なんて出せるわけないので、口だけ出します(^_^;)