三菱鉛筆がとばっちりを食らう件

「三菱鉛筆」は三菱グループ? 立大・西谷教授の「不買運動」発言に批判殺到」…本日ついに安保法案が参議院で可決された。それまでの連日のマスゴミの扇動報道は酷かった。特にテレ朝、ニュースステーションの必死さは驚き・怒り・呆れを通り越して笑うしかないレベルだった。
反対派は連日国会前に集結して必死な運動を展開していたようだ。が、その割には駅でビラ配ってる奴はいないし、駅前で集会やったりアジ演説やってる奴もいなかったし、道路を車で流しながら反対を訴える奴も見なかった。だからどこか国会前の騒動が他人事のように感じられたのが、マスゴミの必死な情報操作にもかかわらず反対運動が盛り上がらなかった原因なんじゃないだろうか、と思った。
そもそも反対派が国会に集まった人数からし主催者発表10万人(ということは実数はもっともっと少ない)程度で、往時からしたら人数はかなり少ないのではないか。少ないから、大勢に見せかけるために国会前に集中的に人を集めたのではないか。だから、国会以外のどこに行っても反対派の活動を見ることができなかったのではないか。
まあ、それはどうでもいい。ところで面白い記事を見つけたのだが、立教大学の西谷教授という方が『(防衛産業を抱える)三菱のものは明日から鉛筆一本買わないことが大事!』と演説した、というツイートをジャーナリストの岩上氏が流した、という件。
ちょっと待て?三菱の作る鉛筆??それは三菱グループじゃありませんよ!という話。
三菱鉛筆三菱グループとは関係のない会社であり、三菱の商標は三菱グループより先に取得しているというトリビアは日本人の誰もが一回はハマる罠であり、間違うこと自体はやむを得ない。しかしその間違い方によってはこのように大恥をかく羽目になるという良い例である。もって他山の石とすべき事案である。
しかもですよ。「三菱鉛筆は三菱グループ企業ではありません」という個人ブロガーの書いた記事を見ると、「三菱グループが防衛産業の一角を占めるのは事実で、それを根拠として「三菱から鉛筆も買わない!」とは、割と昔の反戦運動でも見られた現象でした。」(以上引用)というから、そうなんだ!と括目。ジジイの私も60年代70年代の反戦運動のことは全く知らんでのう。「あまりにお約束過ぎる伝統芸能が炸裂」とは、なんともきっつい嫌味ですのう。