無いと欲しくなる件

以前放送していた朝の連続テレビドラマ「マッサン」の影響で今ウイスキーブームなんだそうだ。ブームの中心にいるニッカのウイスキーは爆売れ、ウイスキーの在庫が乏しくなったニッカは一部商品を廃止して売れ筋商品を集中生産するらしい。
そのあおりで、通好みの「余市」「宮城峡」が生産終了、というニュースを聞くにつれ、「無くなると欲しくなる」マニア魂が持ち上がった。アンタ、ウイスキーマニアちゃうやん。あんたみたいなニワカがワラワラ沸いて出たせいでニッカが品不足になるんやで。という心の声にも負けず、酒屋回りを始めてみた。
しかし、無い。「余市」「宮城峡」は言うに及ばす、売れ筋の「竹鶴」も17年とか数字が入ってないのなら見つかるが高いのは全く見られない。いつしか「余市」は諦めて(どうせ見つけても値段が高過ぎて買えない)、滅多に見られない「竹鶴」を探してみた。
周辺の店はたいてい回ってしまい、もう見つからないと思った矢先、なぜか近所のショッピングセンター内にある東急ストアで「竹鶴17年」を発見したのは土曜日のこと。値段が5000円だったこともあり、とりあえず様子見して帰宅。
しかし思い直してやっぱり買おうと、再び店に行ったのが昨日。すると…昨日あった「竹鶴17年」の箱が無くなっている…まじか…orz しかし諦め悪く店員に尋ねてみると、奥から出してきた。やったね!!
こうして、マニアでもないのに「竹鶴17年」を買ってウハウハ。苦労して手に入れたものだから、しばらく眺めてニヤニヤするのだ。ちなみにインターネットでこれを買おうとしたら、たいてい10000円以上の値がついている。品薄だからってボッタクリ過ぎてね?ということは、これをヤフオクで売ったらいい値段するんかね?と思ったら、だいたい6000円くらいからのオークションになってて、応札は少ないようだ。やっぱりそう簡単に儲かる話はないね。