今日の出張先は時間的距離が最も遠い場所

もう2015年も半分経過。全くあっという間だ、としか言いようがない。そんな私は今日は出張のためいつもよりかなり早起きして、7時前にはもう電車の中。東京駅からは新幹線に乗車し、一路京都へ。
…あまりにも早起きしすぎて朝から調子が悪い。新幹線に乗ってでさえ調子が戻らず、珍しく気分が悪い。ところが京都で乗り換えた特急「はしだて」で一転して元気百倍!いやー在来線特急は久しぶりでいいねえ!!「はしだて」は新型(というほど新しくも無い?)の287系で、もちろん初乗り。そしてこれまた久しぶりに乗る山陰本線を下って行くわけだが、沿線の景色はやはり結構変わっている。特に京都市内の高架区間は、初めて乗るのと同じだな。
園部まで複線だったがそこから先は単線に。これでも、複線区間が伸びた方なのかな。途中、通過した駅のそばに新幹線0系DD51が保存されているのを見た。また、途中ですれ違う特急も引退間近の381系だったり、京都丹後鉄道から乗り入れの気動車タンゴディスカバリー」だったりとバリエーション豊富。
そして福知山で大阪から来た「こうのとり」に乗り換え。JR西日本のビッグエックスネットワークとやらを初体験なわけだ。ビッグエックスとは福知山で京都から来た特急と大阪から来た特急が同一ホームで相互に乗り換え可能(逆ももちろんOK)で、しかも特急料金は通しで計算されるというもの。指定席でも当然OKで、今日はビジネス客なので私も指定席で乗り継ぐ。
また、福知山駅も既に高架化しており、もう昔の様子など全く思い出せない。駅の真ん前にでっかい福知山城がそびえ立っているが、こんなのありましたっけ。それだけ福知山に縁が無いということだろう。やはり線路はマメに乗らないとあかんなー。
和田山は、前回来た時も寂れた印象があったが、それから多分十数年後の今日来たところでは、もっとさびれているかというとそれほどでもなかったが、駅の裏手にあったレンガの機関庫は屋根が取っ払われて100%完全廃屋…。やっぱり寂れてますなあ。
そしてようやく、今日の目的地の豊岡に到着。今の仕事をしていて、おそらくもっとも時間的距離が遠い出張先である。東京から見て豊岡より遠いところはいくらでもあるが、ほとんどの出張先は近くに空港があり、まあかかっても4時間くらいでは到達できる。豊岡にも但馬空港という立派なものがあるが、便数が少ないんでね…。便があれば伊丹乗り継ぎで3,4時間ほどで行けるのだろうが、無いとこうしてひたすらJRで5時間くらいかけて出張することになる。まあ私は楽しいからいいけど。