痛恨の最下位

天気がよく気温も高い、もうすぐ春なのかねーと思える陽気の中、東京競馬場に向けて意気揚々と出発した。メインレースが重賞とはいえ土曜日の競馬場は空いてて快適。
10レースの初音ステークスは1600万下条件戦。さすがにここまでランクが上がると相手は強敵ばかりで、特にディープインパクトの妹トーセンソレイユなんか「まだ準OPにいるのか?」と思えるようなのまでが相手だ。そのような馬が並ぶ中、初めて生で見るグランデアモーレは…うーん、葦毛であること以外何か特徴があるようなタイプではないな。頭を下げておとなしく周回するのを見てると、今日はあんまり走る感じがしない。やはり休み明けで調教もイマイチなせいなのか。
しかし既に応援馬券を買った後なので、今更「走らなさそう」とか言っても馬券を減らせるわけではない。ので、あとはひたすら頑張ってもらうしかない。かかり易い馬だし、レースに行けば変わるはずだ!
という期待を裏切ることなく、グランデアモーレは絶好のスタートを切って前々につけていく。しかし鞍上の戸崎騎手は手綱を強くひいて…馬が頭を上げた!騎手と馬の意思疎通がなってないことが明らかに(;_;) グランデアモーレは合計3回も頭を上げて抵抗し、馬群の中段まで下がって行ったもののそれはきっとやる気をなくしたからだろう。コーナーを回るころにはどんどん順位を下げていき、残り400m位で既に最後方が確定的に。
向こう上面でこのレースは終わったなと思ったが、さすがに最下位は予想してなかったのでガッカリだ。レース自体は、1着から3着まで全部が後方待機から4コーナー大外ぶん回して直線は真ん中から外目を驀進してきた馬で占められた。つまりレースの流れが速く、前につけていた馬はたいてい沈没しているのである。グランデアモーレもそのまま前にいたら轟沈していた可能性が高く、騎手が手綱をひいて前に行こうとする馬を制御しようとしたこと自体は理解できた。
しかしあの頭3回上げは無いよなぁ。結果論だが、同じ轟沈するならそのまま行った行ったで思う存分走らせてあげてほしかったなぁ。まあ…変な癖がついたらいけないのであそこは押さえるしかなかったかもしれんがなぁ。終わったことをグダグダ言っても仕方がないので、次走おそらく阪神競馬のうずしおステークスだと思うが、より好条件の芝1400mで激走を期待するか。今日の凡走で人気も無くなるだろうし。