ぶらり川越

今日もくっそ寒い上に風が強くてたまらんが、いい天気になって良かった。珍しく早朝に起床して嫁と一緒に8時過ぎに外出。
南流山駅にて、快速「ぶらり川越号」を待つが、常磐線内強風のため10分遅れての到着。快速列車とはいえ車両は特急型651系を使用しており、川越まで乗り換えなしで快適に移動することができる。全車指定席なので座れない心配をすることも無い。
久しぶりに乗車した651系の車内はかなりの盛況で、こんなに需要あるならもっと運転すりゃええのに。出発するとこの列車はずっとノロノロ運転。武蔵野線内は10分おきに普通列車が走っており、追い越しをかけられる駅が無いわけではないが(吉川美南)、いかんせんこちらは臨時列車の身分であり定期列車に迷惑かけてまで先を急ぐ必要もないのでゆっくり運転である。
ところが、651系は130km/hを出せる高速車両ではあるが、低速はどうやら不得手のようでノッチのオンオフのたびに不快なショックがある。やはりこの車両は常磐線のようなスピードを出せる線区用であり武蔵野線には向いていないようだ。
南越谷停車の次は大宮まで止まらない。途中で武蔵野貨物線を通ることになるが、武蔵浦和から大宮に入る線路は初乗車である。いちおう貨物線完乗は義務化してはいないが、乗れるところは乗っておきたいと思ったのがこの列車を選んだ第一の理由である(^_^;)。なお武蔵野貨物線南流山から柏方面と府中本町−鶴見間は既乗である。
というわけでそこは初めて見る景色なわけだが、埼京線・新幹線をアンダーパスして湘南新宿ライン東北貨物線)にも下から潜り込んで合流というダイナミックな配線はスゲーけど、景色は建物オンリーで何の変哲もなかった(^_^;)。大宮からは川越線に入るが、私が川越線に乗った時は既に埼京線開業後で地下ホームから埼京線列車に乗って行ったので、地上の東北・高崎線ホームから川越線というのは初めてである。
列車は鉄道博物館を通り過ぎてから地上に出てきた川越線に転線するわけだが、臨時列車なうえにこの時点で13分遅れということもあり、定期列車優先で川越線に入るまで相当待たされた。以後も単線の川越線で各駅に止まっては定期列車を先に通すため遅れは広がる一方だ。なお川越までは全て運転停車である(ドアは開かない)。
ここに限らずこの列車の沿線には鉄どもが多数沸き出してカメラを構えていた。朝から御苦労なことである。線路の北側にいる奴らは逆光になっているはずだが、それでもいいのだろうか。ちょっと不思議だ。
列車は20分遅れで終点川越に到着。ホームに駅員が歓迎を示す横断幕を持って待っていたのには驚き。そして鉄どもも大量に沸いていたが、そちらは想定内。