暴風雪の中、青森に行く

朝起きると、意外なことに快晴であった。これから起こる出来事を微塵も予感させない、スカした天気だ。ただし、猛烈に寒い。冬だから当たり前だが、関東がこれだと東北はどれだけ寒いのだろうかと心配になった。
悪天候を予測していたので、客先への約束の時刻の相当前に着く列車、東京8時40分発はやぶさ7号に乗る。駅で見かけなかったが上司や営業も同じ列車に乗っているはずだ。
関東圏は快晴だったが、那須塩原のあたりに差し掛かると急に吹雪に!いやー来たわぁー(;_;) 栃木で早々に吹雪かよ。この先が思いやられるわ。
と思っていたら、郡山は全然。走っているとまた吹雪になったものの、仙台では晴れ間が!これってもしかして、同じ東北地方でも山形や秋田とは違って悪天候の影響を全然受けてないってことかね?こっちは覚悟して来たのに、甚だしく肩透かしである。
仙台出発後、古川のあたりからまた激しい吹雪になって視界も良くない。やがてスピードダウン、のんびり走るようになった。強風で速度制限を受けたか。さすがに北に行くにつれてどんどん悪天候になっていくな…
と思ったのに、遅れて到着した盛岡はまたしても晴れ間が!天気がいいのか悪いのか、どっちだ!?ただ仙台と違って盛岡は結構雪が積もっている。さらに八戸到着時もそんなに天気は悪くなく、積雪も今一つ。去年はたしかここから北でいきなり天候が悪化した。今回も八戸以北はさらに悪天候で積雪もかなりのもの、だがしかし時折日がさしたりして、昨日テレビで散々脅された暴風雪には遠く感じた。盛岡での遅れを回復してほぼ定刻に新青森到着。まずは無事に来れてよかった。