「はかた号」がますますグレードアップ

個室型シートでファーストクラスを演出...西鉄高速バス新「はかた号」」…東京と福岡を14時間半かけて結ぶ夜行バスの王様・西鉄はかた号」が威信をかけて新車を導入!日本最長距離は同じ西鉄が西武と組んで運行する「ライオンズエクスプレス」に、日本最長時間は東京と旧石見国(浜田・益田・津和野)を結ぶ「いわみエクスプレス」に負けておりどちらも日本一ではないが、設備は依然として日本一!
…と言っていいのかどうかはウィラーの豪華バスをチェックしないと断言できないが(^_^;)、新車は前より一層の豪華シートとなり、プレミアムシートはとうとう衝立がついて個室の様になった。それと引き換えに運賃は値上げとなったが、値上げと同時にサービス内容を引き上げるのは松屋の牛丼と同じ手法か。
しかし値上げによりプレミアムシートの運賃は最高2万円となってしまい、新幹線の片道(チケットショップに行って回数券のばら売りを買う)に近づいてしまった。また、飛行機+ホテルでも、旅行会社のパックツアーを買ったら総額4万円くらいで収まるんじゃないか?これははたして吉と出るか凶と出るか。
新「はかた号」はエコノミーシートを廃して高級化路線に行った。「ライオンズエクスプレス」は全席4列シートの詰め込み型なのでこれとの役割分担というわけか。本来の、安く行きたい人はライオンズに乗ってねということのようだが、そいつは最長15時間も乗る羽目になるので、きっと若い人でも苦痛。せめて3列シートの「はかた号」ビジネスシートで行きたいところだが。