まだ若いのにな

新日鉄住金八幡で死亡事故」…これでもいちおう鉄道ネタ。新日鉄住金八幡製鉄所の構内の線路で作業員が機関車に轢かれた人身事故だとか。あれほど安全に厳しくうるさい製鉄所構内で、よりによって列車に轢かれるとか。
別記事によると作業員は鉄道業務に従事する20歳の社員ということで、まだ仕事に不慣れだったのが命取りになったのかもしれぬ。普通の鉄道でも駅構内の貨車の入換などで、機関車の先頭の手すりにつかまって旗を振って機関車を誘導している係員がいるが、あれは手が滑ったりしただけで命に係わるなかなか危ない仕事だ。
製鉄所の機関車はキャブに機関士はおらず、先頭デッキ下部に操作系があってそこに取りついた作業員が機関車を動かしている。それはあたかも、旗振りが自分で機関車を操作しているような風に見える。初めて見た時からスゲー危ない仕事だと思った(そして羨ましくもあった)が、もしかしたらその仕事をやってて転げ落ちちゃったのかなあ。可哀相にな。