白いソニックよく揺れる

今朝は大分市内のホテルにて目覚めた。今日は有給休暇を取ってゆっくり帰るのだ。もちろん…列車でだ。九州から列車で東京に帰るというと最近はかなり変人扱いされるが、そんなに変か?大分から東京まで、たったの6時間半ではないか!!…まあ、飛行機+バスだと3時間くらいなので速達という面では遠く及ばないが。
時間だけではなく運賃でもおよばないのか、というとそうでもなく行きの飛行機(JALの特便割引3)とJRのソニック+のぞみはほぼ同額の約2万4000円。飛行機には空港からのバス賃が加わるので、それが1550円。つまり列車の方が安い。
というわけで高架化して一新されたJR大分駅からソニックに乗ったが…大分駅を出発するとぐんぐん加速してあっという間に大分市街地を抜けだした。以前は大分駅構内の複雑なポイント群を渡り終わるまで加速はできなかったが、新駅になってポイントも整理されたので、まるで都会の電車のように加速するようになった。
それはまあいいとして、今日私が乗ったソニック885系の「白いソニック」だったが…はよく揺れる。振子電車だが振子の揺れがヒドイと言っているわけではない。上下左右の細かい振動が絶え間なく続き、列車の振動として振子関係なしに不快。山岳部で急カーブの続く旧国名「豊後」の区間よりも、平坦で線路も真っ直ぐな「豊前」の区間の方がよく揺れる。これは、線路の状態が良くないのに無理に130km/hも出すからかなあ、と思ったが。
他の社員が福岡から大分に向かうのにソニックに乗って揺れて参ったと言っていたが、これではそれも道理だ。それは振子電車だからですよ、と私は言っていたが、それ以前の問題だったか。
小倉で新幹線に乗り換えて5時間近く、ずっと座りっぱなし。うーん、列車に乗るのは今も昔も楽しいが、6時間半も座りっぱなしだと尻が痛いな(^_^;) 進行方向山側のE席に陣取ったが、あわよくば富士山が見えれば、と思ったのだが、小倉から東京の間で富士山のあたり(新富士駅付近)がもっとも天気が悪かった。富士山の頂上はおろか裾野すら見えない曇りっぷり。致し方なし。