人的コストは上昇すれど、金はかけるしかない

ピーチ、機長不足で7〜10月にかけて最大1624便が減便に」…なんでこういうことが起こるのか。機長いなくて飛行機飛ばせませんとかアホすぎて話にならんで。
今テレビで言っていたが、LCCに所属する機長は大手航空会社を退職した60代の人が多いそうだ。なるほど、JR赤字線から転換した第三セクター鉄道の職員の多くがJR(国鉄)OBで占められるのと理屈は同じか。もちろんその場合、近い将来その人たちは本格的にリタイアするわけだから急いで次世代の社員を雇ってOBたちの技を継承させる必要がある。ピーチアビエーションの場合はそれがうまくいってないってことかね?
列車やバスの運転士になるにもそれなりの年月と費用が掛かるが、飛行機の機長はもっと手間暇かかるのかもね。国際的に機長不足で航空会社間で争奪戦が始まっているとテレビで言っていた。となると、自社の将来のためにせっせと育成した機長がもっと条件の良い会社に流出してしまうってこともあるのか。難儀なことだが、飛行機を飛ばすのは航空会社の一番の仕事だから、機長を好待遇で呼び寄せていっぱい飛行機飛ばすしか、ないよなあ。ここには金をケチれまいて。