景気が良くなったんだしみんな仕事を選ぼうぜ

“ブラック”呼ばわりされたすき家の深刻 〜アルバイトの造反で馬脚〜」…続いてブラック呼ばわりされてる企業ネタ。もうすっかり有名になったすき家の閉店騒動。うちの近所のすき家も閉店してた!パワーアップなんちゃらって大書してあったが、要するに閉店。一時的かどうかは知らぬ。
すき家が続々閉店して経営しているゼンショーの業績に影響が出ると経営者もちっとは考えるんだろうが、そうでないならどうだろうね?以前からすき家の店舗は人が足りないって有名だったし、それで深夜によく強盗に入られても対応が遅くて、「全店に強盗防止の投資をするよりも強盗に入られる方がコスト安で済むのでほったらかしているのでは?」なんて勘ぐったりしたが。
しかし不景気の時代なら人件費切り詰めても仕事してくれる人がいたが、景気が良くなって賃金が上昇し始めるとこういう賃金がミニマムな企業はダメだな。最近、ブラックと名指しされる企業で契約社員を正社員に切り替える動きが出てきたが、すき家みたいに一斉に従業員が逃げるのを防止したい意図があるのだろう。すき家はそれに失敗した事例となるのだろうか。
私はすき家は滅多に利用しないので閉店しても大して影響はないが、閉店が残念な人はきっといるでしょうな。でもそれ以上に、ネットにあふれるすき家のブラックな実態を見聞すると、ホンマかいなと思うと同時に「これは存在しちゃいかんのではないか」とも思える。単なる金儲けだけじゃなく、社会的に存在する意味まで考えて経営していただきたいもんだな。