西鉄リバイバルカラー登場

西鉄、313形の塗装を復刻」…西鉄の旧塗装復活クルーーー!!西鉄宮地岳線もとい貝塚線の骨董品、313形電車は現在のところ黄色に赤帯(2000形に由来?)で運行されているが、大牟田線にいた頃の上クリーム下赤のツートンカラーに復刻して運転されるそうな。
以前、大牟田線の1000形を昭和30年代の青色塗装にした時は、私はその色に全く馴染みが無いのであまり響かなかったが、クリームと赤のツートンはマジでドはまり!懐かしさMAXである。
とは言っても313形を大牟田線で見たことは無いので(20形ならある)、往時の313形の姿が懐かしいのではなく単に色が懐かしいだけだが。どっちかというと、貝塚線の主力電車600形をツートンカラーにしてほしい。そっちの方ならよりナツカシス。
ちなみに313形は昭和27年製という今どきなかなか見られない骨董品である。しかも日本初のモノコック構造の車体を持つ電車として登場したという栄光の車両?である。この313形で得られたデータをもとに東急5000系青ガエルや国鉄101系、151系と言った新性能電車が製造されたというが、それらがほとんど絶滅してもその嚆矢となった313形が1本だけとはいえまだ走ってるとは、西鉄の物持ちの良さは凄い。
でも西鉄には良くないところもあって、自社の古い電車の保存に関しては全く積極的ではない。なので、甘木線の丸くてちっこい200形、ネコ目電車1300形、最近では鉄仮面2000形など、人気があってもことごとく解体されてしまった。今は200形の頭だけ個人が保存していると聞くだけで、それらはもう思い出の中にしかない。313形も一年後に廃車予定とのことでその後は解体の運命なんだろうが、技術史的にも価値ありそうだし、なんとかならんのかのう。