今がチャンス

被災路線をあえて手放す、JR東日本の英断」…この前私が書いたこととだいたい同じことがこの記事でも書かれているが、よく思い出してみたらこの記事書いた人は同じことを2年ほど前にも書いてたな。とするとオリジナルはこっちの方か。
しかし、山田線からの撤退はJR東日本の“英断”と持ち上げているが、私にはそうは思えない。単にやる気がないだけだろう。しかし私は忘れていたが、JR東日本は黒字企業なので震災復興の補助金等、国の支援が得られない。たしかにこれではやる気が出ない。
それを今回はJR東が金出して復旧させるから後は任せた、という。やはり今が大チャンスなんだと思う。線路が欲しいならここは決断する時だ。気仙沼や大船渡らのようにBRTで我慢するか、あくまで線路を維持するかの瀬戸際だ。
そして、JR東に金出させて線路を復旧させたら…その代わりとして、JR山田線の盛岡−宮古間の廃線に同意してあげてもいいかも。同区間は私が子供の頃から既に死に体で、今まで生きながらえているのが不思議なくらい列車本数が少なく客もいない。今も昔も宮古の人は盛岡に行くのに自動車か「106急行バス」(と今も言ってるのかどうかしらんが)を利用しているのだから、実はあまり必要じゃないはずだが…県庁所在地の盛岡から三陸に出ている線路なので廃止に同意するのは容易ではないだろうなあ。