デジカメ買った

長かった正月休みもついに今日で最後。相変わらず家でゴロゴロしていたらビッ◎カメラから入荷の電話が。元日に買った商品がもう入荷したということで、さっそく取りに行った。
そういうわけでゲットした商品とは…⇒これ! シグマDP1メリルです!デジカメです!!一昨年、北海道に持って行ったデジカメ(パナソニックLX1)が故障していることが発覚して以来ずっと放置だったのだが、ついに買い替えです。
ビ▽クカメラではデジカメ下取りセールをやっていて、10年選手のLX1(しかも故障)も3000円で下取りしてもらえた。長年活躍してくれたLX1、さようなら、ありがとう。さらに、ポイント10%付与だったのが、ライバル店(ヨ■バシカメラ)が13%付与だと申告したところあっさりポイント増額。有難い。
DP1メリル自体はバッテリ2個サービスのキャンペーン期間中で、箱の中に合計4個もバッテリが入っていた。なぜこのカメラはこんなにバッテリがついてくるのか?それは電池の持ちが恐ろしく悪いからである。だいたい100枚写真を撮ったら電池がカラになるらしい。
おまけにこのカメラ、画像で見た限りではそれほどでもないが、実物はコンパクトカメラにしては結構大きく、分厚く、レンズも飛び出していて、なおかつデザインがダサい。カメラ売り場に陳列される他社のデジカメと比べると瞭然だがかなりイモっぽいデザインである。
機能的にも、コンパクトタイプなのにストロボがついていない。AFの手振れ補正もない。そしてレンズは単焦点!ズームしません!…私が思いつくのはこの程度で、後はあんまり気にならないが、多分ネットのどこかにはもっと悪口が書いてあると思う(^_^;)
なぜにこのカメラを買ったかと言うと、それは、このカメラで撮った写真が物凄く素晴らしいと聞いたからである。搭載されてる撮像素子・フォヴェオンイメージセンサーは怒涛の4600万画素、うまくはまるととても美しい写真が撮れる。それだけに写真のウマヘタが如実に現れてちょっとガクブルなカメラではあるが、写真はカタチから入りたい派としては見逃せない。
電池の持ちが悪いのは4600万画素から生み出された画像データが膨大なため電気を食うからであり、データ量が多いのでメモリへの書き込み量が多くてあんまり連写とか効かないらしいので、気軽にスナップするというよりは狙って一発必中で写真を撮る、という形。それがまた写真趣味にはちょうどいい感じ。
シグマのコンパクトカメラシリーズにはDP1/DP2/DP3ががあるが、それらの違いはレンズの焦点距離にあり、DP1は35mmカメラの28mmに相当する広角レンズがついている。この28mmというのがキモで、私は28mmという画角が風景やスナップなどいろいろな場面で撮りやすくて大好きである。
主な被写体である鉄道車両は四角いが、広角で撮ったらゆがむやん!という指摘もあるだろうが、私はあまり神経質にならずに広角でガンガン撮っている。車両だけではなく駅や駅舎や廃線なども、28mmならば一枚の写真に多くを収めやすい。何より28mmが切り取る映像の世界が好き。
ちなみにDP2は45mm相当の標準レンズ、DP3は75mm相当の望遠レンズがついている。猛者は3台とも買って場面に応じて広角・標準・望遠を使い分けるらしい。
あと、割かしどうでもいいことだがシグマの製品は日本製。以前も書いたが、昨今のデジカメは日本メーカーのものでもたいていが海外製で、かのニコンもD4,Df,D800といった高級機(フルサイズセンサー)だけが日本製、それ以外の機種は値段が高くてもタイ製、コンパクトは中国製といった風だが、シグマはDP1メリルも国内産!ちょっと気分がいい。
そんなわけで念願のデジカメを手に入れたが、買ってきた状態ではバッテリの電池がほとんど入ってなかったので撮影は1枚しかできなかった。シャッターを押した感じはなかなか良かった。今晩はバッチリ充電して、明日以降試用して行こうと思う。