超短距離特急が流行

JR東、通勤時間帯の指定席列車拡大」…たしか今年のことだったが、JR東日本の社長が言ったことの中に「着席サービスの拡充」というのがあったそうだが、これがその具体的な一例ということだろう。
朝夕の通勤時間帯に全席指定の特急列車を運転すると。その列車名は「スワローあかぎ」。スワローというのは鉄道省国鉄以来の栄光の列車名「燕」にあやかったものだろうが、もしかして「座ろう」とゴロあわせか?…と思ったらどうやらその通りだった。
ただの全指ではなく、50kmまで750円という割安の特急料金を新設し、列車指定ではなく日時だけ指定という柔軟な券も売るとかで、通期需要に対応しようとしている。どうせなら朝の上りについては毎朝同じ列車に乗ることになるだろうから、一か月分くらいまとめて指定券を売ったら喜ばれるのではないか。そういうのを小田急でやってたような気がしたが検索しても出てこない…
JR東以外にもJR西のびわこエクスプレスJR九州川内エクスプレスやかいおう等、通勤輸送目的の短距離特急があり、それが徐々に増えつつある。楽して通勤したい人から高い金取ってサービスするというのは最近のはやりか。実に特急らしくない特急だが、以前のように通勤ライナーにして着席券を売るより儲かるのだろうなあ。