袋田の滝だわっしょい

今日は久しぶりに素晴らしい天気だったので午後からお出かけした。嫁がテレビで見たという、袋田の滝で売ってる「地元奥久慈のリンゴを使ったアップルパイ」とやらを目標に隣県に向け出発した。
常磐道はスッカスカだった。天気がいいうえに道路が空いてるとは、こりゃ無上のドライブ日和ですな。一切何も下調べしないで出たので、カーナビでチェックして那珂ICで降りた。袋田の滝はJR水郡線袋田駅の近くだというし、水郡線には道路が並走しているはずだし、きっとその道路には滝までの距離と方向が標識に書いてあるに違いないので調べなくてもモウマンタイ。
ICから国道118号線まで農免農道を行くが沿道は開発されており農道という感じは微塵もしない。国道との交差点で、何やらアップルパイの店を発見。地元のリンゴを使ったアップルパイとあるようだ。交差点を曲がったらすぐにもう一軒発見。…滝まで行かなくても買えるんだ。もうここでいいんじゃね?
と思ったが、せっかく来たし、日本三瀑の一つといわれる有名な滝も見てみたいのでドライブ続行。ICから滝まで40km以上あり時間がかかったが無事に現地に到着。当然ながら観光地化されており駐車場は有料。やや離れた一日300円の場所に駐車。
さてアップルパイはどこかいなと川沿いを歩くと、滝近くのホテルの敷地にそれはあったが…想像以上の行列!さすがテレビで紹介されるだけのことはある。後で調べたらここはテレビで何回も紹介されているようで以前から並ぶ店として有名だったようだ。我らのようなミーハーな客がポッと来て即買えるようなものではなかった。まあ、関東にはそういう店はそこここにあるが。
というわけで買い物は後回しにして滝見物。やはりというか、滝までの道は有料化されており一人300円を支払い。しかしその道はトンネルとなっており、金取るのも道理だ。かなり険しい場所にあるのだろう。
そんなにきつくない坂を、そんなに長くない距離を歩くと滝はそこにあった。第一展望台は滝の至近距離にあり、そこから見た滝はものすごいド迫力!さすがは日本三瀑。並じゃない。滝でのお約束だが細かい水しぶきが舞っており寒いし冷たい。第二展望台はエレベータで上がり、滝を上から俯瞰する。4段に分かれた巨大な滝である。
滝見物を終わるとお買いものである。さっきのアップルパイの店に行くと列が短くなっていたのでこれ幸いと並んでみるが、しばらくして店のおばちゃんが「券持ってない人の分はもうありません」とぬかしおった。それを先に言わんか!整理券配ってるならそうだと書いて看板でも出してくれたらいいのに。無駄な時間を過ごしてしまった。
代わりにアユの塩焼きと地元産のシャモのつくね、そして味噌だんごを食した。どれも串に刺して炭火で焼いてるやつ。ベリーグッド。アップルパイはさっき見た店で買えばいいわ。というわけで帰途につき、通りがかった果物屋で地元産のりんごを500円分だけ購入すると、それと同量くらいの「傷ものりんご」をおまけでくれた。なんという太っ腹。今年は台風でりんごがいっぱい落ちたらしいのでそれをタダで配ってるのだろうか。ありがたいことだ。
IC近くのさっきの店でアップルパイを購入。これでミッションコンプリートで、ホクホクして常磐道に上がったらお約束の渋滞にはまった。まあ予想通りの展開で、ぎっしり詰まってるわけでもなくノロノロながら流れているので我慢できる範囲だった。