企業の危機管理の問題

阪急阪神ホテルズ社長「偽装ではない」 一部再調査へ」…世間では一昨日あたりからホテルのレストランでメニューと違う食品が使われたという偽装表示の件で騒がしくなっている。高くて手に入りにくい食材の代わりに安くて手に入りやすい食材を使ったのに、表示はそのまま、お値段もそのまま?そらあかんで、食品を偽装してこれまでいくつ会社が潰れた思うてまんねん?つい最近も米屋が偽って食用でない米とか外国産米を国産米に混ぜ込んで売ってて問題になったやろ。
この件に関する社長の会見がテレビで放映されていたが、かたくなに「偽装ではない、誤表示だ!」と疑惑の否定一点張り。テレビのことだからある程度センセーショナルに編集してるのかもしれんが、それにしても胸糞悪い会見だった。なんかなー、昔こういうむかつく会見見た記憶があるが何だったかな?…雪印だったかな??
偽装と誤表示の違いも分かりにくいし。意図的にやったか否かの違いを言いたいらしいが、食べた客からしたら“騙された”のだから正直どっちでも同じ。そこにこだわって記者から鋭い突っ込み受けてしどろもどろになるくらいなら、最初から「嘘ついてごめんなさい!」とした方がよかった。
最近はこういう不祥事が起こった際のマスコミとの受け答えの仕方とか教えてくれるサービスがあると聞いたが、今日の社長はレクチャーを受けてこなかったのであろうか。天下の阪急阪神とあろうものがこんな粗末な事件を起こした上に、その後の対応も粗末とは重ね重ね残念。