JR北海道の特急がついに減速

「＜ＪＲ北海道＞１１月から減速減便　事故相次ぎダイヤ改正」…不祥事続きのJR北海道が打ち出した事故対策がコレ。最高時速130km/hの特急・快速について、120km/h〜110km/hに減速、遅くなることで車両の効率が悪くなる点と、車両整備の時間を多めにとるために1日8本を運転取りやめ。特に2往復が運休になる「北斗」のダメージが大きい。
何度も出火した気動車だけでなく電車にも影響がおよび、快速エアポートまで減速運転とか。
うーん、なんとも後ろ向きの対策で残念だが…仕方がないのか。根本的な解決法は新車の導入、それもメンテナンス性に優れててこれまでのような手間もかからずいい状態が維持できるような車両を開発すること。とは言っても、北海道向けの車両は量産前に必ず一冬越させて問題点を洗い出さなければならないので開発に時間がかかる。ので、緊急性のある対策としてスピードダウンを選んだということだろう。
減速ダイヤを続ける期間は未定だそうだが、上記のような次世代の新車ができるまで…数年くらい続けるのかなぁ。減速ダイヤにより到達時間が10〜20分延びるそうだが、意外と遅れないんだなという感じ。…ま、それくらいなら別に必死になって130km/h出さなくてもいいかも、という気がしてきた。