いったい何の罰ゲーム?

ミャンマー国鉄でキハ141・キハ142が営業開始」…キハ141/142とは、元は国鉄が北海道向けに製造した51系客車を気動車に改造し、JR北海道が使用していた車両。すなわち、冬の北海道の厳しい条件で使用するためのあらゆる工夫が施された車両である。
それが、何の由縁か猛暑の国ミャンマーで新しい生活が始まるとは…。ミャンマー導入による改造は改軌のほかはあまり手を付けていないらしい。北海道向けの小窓の二重窓とか、車端部に扉を配置し客室扉を設けて客室を密閉するとか…熱を逃がさないための工夫がこの国では逆効果になりそう。
ミャンマー人も最初は新車が来たと思って喜ぶだろうが、車内があまりにも暑いので嫌気がさすかもしれないナ。少なくとも、前面の貫通扉は開けっ放しで走ることになるだろう。この辺ではそうやって走るのが普通のようだし。