模型化が大変そう

お蔵入りになったと思われたあの『台湾の痛電車』がついに営業へ! 2013年下半期中に開通か」…そういえば台湾で痛車(車は鉄道車両の車)が登場したというニュースを見てから、ずっとご無沙汰だったな。せっかく作ったのに、あれからずっと放置されとったんや。その車両が、台湾のクルーズトレインの食堂車としていよいよ運用開始しそうだというポジティブなニュース。せっかく大金かけて作ったんだし、まずは結構なことだ。
しかしこの車両、記事では「痛電車」と書いてあるがどう見ても客車だよな?電車には見えない。まあ、今はどんな列車も日本では「電車」と呼んでしまうし、そこらへんにこだわりを見せるのは鉄ヲタだけなのかもしれぬ。
台湾にも鉄道模型があり、台湾高鉄の新幹線車両や在来線の特急電車「タロコ」号などの模型が販売されているらしい。もしかしたら去年から導入されている新型車「プユマ」とともに、この痛食堂車も模型化されるかもしれない。車体のペインティングがかなり難しそうではあるが。
余談ながら、台湾新幹線や「タロコ」「プユマ」の特急電車はいずれも日本製。プユマは生産工場から港近くまでJRの線路上を甲種輸送されており、多くの写真がネット上にUPされている。日本から台湾へは以前から輸出されていたが、一時期安い韓国製車両がそれに取って変わったらしい。しかし韓国製は故障が多い上に改善に非協力的だったために入札資格停止となって締め出され、日本製が再び輸入されるようになったとWikipediaで見た。安物買いの銭失いの典型ですな。