通夜

今日から忙しい一週間の始まりだ。昨日のうちに嫁の飛行機の予約は取ってあるので、それで帰省してもらう。私はとりあえず荷物をまとめて、それを持ったまま出勤。大きな荷物は東京駅のコインロッカーに放り込んでから会社に行った。
上司には昨日メールにて状況を報告済みだったので、忌引の承認はあっさり下りた。休暇申請書を出して、私がいない間の仕事の進捗状況を確認して、これからの仕事を依頼して、それから退出。東京駅に逆戻りする。駅前のチケットショップにて新幹線回数券のばら売りをゲット。値段は張るが、盆休みに入る今週にあって今日いきなり航空券を買おうとしても自腹を切るには高すぎるチケットしかないので致し方なし。というか、自分は自称鉄道マニアなのだから新幹線に乗れて喜べよ…
乗車した「のぞみ31号」は始発から定員近く乗せて発車。なぜか、アフリカ様ご一行がいるらしく、黒人の方々が多く車両を行きかっていた。
いつもの通り、広島を過ぎたあたりからようやく車内の乗客が減少し、新山口(いまでもこの駅は小郡と言った方がしっくりくる)、小倉と少しずつ客を減らしながら夕方に博多着。昔とは激変した博多駅から普通列車南福岡駅に行くと、そこに私の家族が待っていた。
家族と合流して、義父が移動した葬儀社に直行。喪服に着替えて通夜に参列。私は身内ということで今晩は葬儀社にこもって夜通し線香の絶えないようにする番をすることになった。とは言っても、線香は蚊取り線香のような渦巻き型の超ロング線香を用いるため、あまり用は無いのである。線香が燃え尽きる前に全員寝てしまった。