ツアーバス消滅は多分いいこと

“格安ツアーバス”撤退相次ぐ 規制強化でコスト増、LCCと競争激化も
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」…関越道での夜行ツアーバス激突事故以来問題視されていたツアーバスがついに消滅するとな。もともと、乗り合い高速バスとツアーバスは、やってることは同じなのに法律が違うため乗り合いバスの方に著しい不公平があった。だから公平にするという点では賛成。厳しい方に統合する点はいかにもお役所らしいが、交通の安全を盾に取られたら致し方ないね。
アーバスが消滅しても、今はLCCなどとの競合があるそうなので、いきなり運賃が激値上がりするなんてことは多分ないのだろう。それに最近の夜行高速バスはエコノミーからデラックスまで多様な価値観でサービスを提供しており、とにかく安くいきたい層ばかりではなく楽して行きたい層も取り込んでいる(そういうのは本来寝台列車のテリトリーだったんだろうがな)。
アーバス会社の多くは撤退するが、ウィラーのようにいち早く乗り合いバスに移行しようとした会社もある。ウィラーは何かと進歩的に見えるが、いろんなバス会社が競争して夜行バスがより安くて快適になるなら、それでいいのでは。