富士山、世界遺産登録おめでとう

景観保全、重い課題=入山者増の対策急務―「登山鉄道」構想も・富士山」…今日、富士山が世界遺産に登録が決定した。しかも、外される可能性が高かった三保の松原もセットで登録された。まあ、それはとても良いニュースなのだが、この記事にあるように登山者の激増による環境破壊が懸念される。なんでも2016年くらいまでに環境保護の取り組みに関する報告書を出さないといけないらしい。美しい富士山を維持できるかどうか厳しくマークされているということのようだ。
そんなわけで富士山への入山規制をどうするかという話があって、今年はとりあえず入山料1000円を取るらしい。ま、1000円じゃ抑止力にはならんな。学者の試算では7000円取ってようやく現状維持になるらしい。つまり、10000円くらい取らないと登山者は減らないってことか。
そもそも5合目まで車で気楽に行けることが悪いんじゃね?という説がある。その道路はスゲー渋滞するらしいが…登山者減らしたかったら物理的に行きにくくするしかないよな。
富士山でできるかどうかわからないが、日本には既に厳しい規制をしている上高地の例がある。上高地に行きたい人はかなり手前でバスかタクシーに乗り換えさせられる。それらの輸送力以上の人数は上高地に行けないという仕組みである。
上高地ではそのバス便を鉄道に変更して道路を廃止し、より環境を考慮した方法を考えてるという話はずいぶん前に聞いた。それが実現したら、乗り潰ししに上高地まで行かないといけないナーと思っていたが…もし富士山で同じことをするなら、やはり乗り潰ししに富士山(五合目?)まで行かないといけなくなる。まあ、私のことはさておき、それくらい厳しくしないと規制はできないのではないかなあ。