「はくたか」しかないが

JR東・西、2014年度末に金沢まで開業する北陸新幹線の列車名を公募」…へ?「はくたか」じゃなくて??金沢行きの特急と言えば白山もあったが、新幹線の列車名はこれまでひらがなで統一されているのでひらがなで「はくさん」とするとイマイチな気がする。ので、はくたかの方がいいような。公募してもどうせはくたかで決まるんでしょ。
もし「はくたか」で決まらなかった場合の候補を予想してみるか…。最近新設された新幹線列車は元九州特急の列車名から立て続けに採用されている。すなわち「さくら」「みずほ」「はやぶさ」である。さくら・はやぶさはともかく、みずほが復活するとは思わなんだ。九州特急で残っているのは「富士」…は無いな。静岡・山梨は通ってないからな。「あさかぜ」もなんか違うな。あさかぜは寝台列車にこそふさわしいが、意外とつぶしの効かない名前だ。
昭和の名列車と言えば「はと」がまだ再利用されていない。相棒?の「つばめ」はすでに九州で再起しているので、はとも復活してもよさそうな気がするが、金沢行きに敢えて「はと」でないとダメな理由も思いつかない。
北陸本線の特急と言えば「雷鳥」だが、後身のサンダーバードが新幹線開業後も引き続き大阪−金沢間の特急として運転されるのでこれは使えない。…ああ、そういえばその名もずばり「北陸」という列車名が現在失業中だな。新幹線の列車名としてはいけてないけど。同じ理由で「日本海」も却下か。「つるぎ」もあるけど、これは北陸や日本海よりは使えそうだ。名前の由来が剣山から来ているのでピッタリではある。白山より標高高いし。…つるぎ、に決まったらかなり驚くな。
北陸本線には一時期「かがやき」「きらめき」という特急があったが、現在は「かがやき」の方が失業中。漠然とした名前でイメージが沸きにくいがどこにでも使える名前だけに可能性もなくは無い?現在運転中の「北越」は金沢開業時に廃止になるようだが、それが新幹線の列車名になるとはちょっと思えないな。
元急行列車の列車名となるとたくさん余っているが、私が子供の頃、北陸本線には「しらゆき」という列車があった。これなんか比較的向いてそうな気がするが。同じ元急行でも「兼六」とかはちょっと無理っぽ。そんな地味な列車名が新幹線に?と思う向きもあるかと思うが、上越新幹線開業時に誕生した「あさひ」はその前は米坂線のローカル急行の列車名だったし、何より日本を代表する列車名である「ひかり」からして、その前は九州の急行列車だった。別に急行からとってもおかしくはない。
ひらがなで三文字というと「へいわ」という名前が思いつくかもしれないが、なぜか知らないが列車名の平和・へいわは長続きしたためしがなく、「平和は長く続かない」と言われてきた。ので、今回もこの列車名は無いだろう。
などといろいろ考えていると、どの列車名がふさわしいかわからなくなってきた。だから公募するんだろうけど、結局「はくたか」でいいような気がする。