生ジーコと生ストイコビッチ

天気のよい週末でよかった。今日は珍しいことにサッカー観戦に行った。しかも会社主催のツアーで交通費とチケット代がタダである。実にありがたい。
行先は茨城県の南端、鹿嶋市鹿島アントラーズ名古屋グランパスの試合である。しかもこの試合はJリーグ発足20周年記念の試合ということで、かつてアントラーズの伝説の選手だったジーコ氏がゲストとして来場していた。おおっ生ジーコ初めて見た!!わざわざこのために来日しなすったか。有難いことだ。
伝説と言えば、グランパスの伝説の選手だったストイコビッチ氏も現監督として当然そこに居るわけで、生ストイコビッチも初めて見たぜ!ピッチ脇にいるストイコビッチ監督はボールが転がってきたときにそれを単に拾うわけではなく、足で持ち上げて軽くリフティングして観客にさりげなくサービスしていた。伝説の選手の足技まで見て、今日は良い日だ。
観客は球場の半分くらい入っただろうか、観客数は1万7000人とのことだったが、上の方は空席だらけだったが下の方は応援団がぎっしり入っていてお互いに熱心に応援している。サッカー専用球場で野球場より狭いので応援の声がものすごく大きく聞こえる。我らは1階席の前から5列目といういいポジションで見ることができたが、ゴールに近いところなので反対側のゴールで起こっていることが見にくかった。まあ仕方のないことだ。
試合は前半は名古屋の勢いが良く、鹿島はミスばかりでノリが悪い。そういう調子なので先制したのは名古屋だったが、試合が進むとだんだん名古屋の方に粘りが無くなってきたような気がして、鹿島の反撃を許した。前半で同点に追いつかれ、後半に鹿島が逆転。試合終了間際、もうあとワンプレーあるかないかの時間にダメ押しの点が入って鹿島快勝。鹿島のホームゲームなので観客の大半は鹿島サポーター、なので場内は盛り上がっていたが、名古屋の応援団は全く無言になってしまったのはちと気の毒だった。
うまいもの食いながらサッカー観戦して楽しい一日だったが、やや疲れた。歳なんだろうか…いややなあ歳とるのって。