仙石線が激変の予感

仙石線と東北線 15年中にも接続」…去年の大地震の際の津波被害で現在も一部区間が運休中のJR仙石線と、並走するJR東北本線の間に連絡線を新設して石巻からの列車を東北本線経由でJR仙台駅に直通させる構想が持ち上がったようだ。
東北本線仙石線は松島付近で最も接近しており、記事によるとその距離僅かに10m。記憶では両者には高低差があったような気がするが、そこら辺は気合で解決するのだろう。
直通列車は気動車で運行するそうだ。仙石線は直流電化なので交流電化の東北本線と直通するには交直流電車が必要になるが、高価な交直流電車を避けて気動車で行く選択のようだ。
もっとも私は別の可能性も考えていて、連絡線の仙石線側の接続ポイントは高城町とのことだが、津波で壊滅した区間高城町以北の陸前大塚−陸前小野間となるがそこは500mほど内陸に移設して再建する(事実上の新線建設)。その際、その区間は架線を張らず、高城町以北を非電化にしてしまうんじゃないかと思った。そうなると必然的に気動車ということになる。仙石線高城町以南の電車区間とは系統が断絶し、両者は高城町で乗り換えということになる。
いずれにしても、連絡線と再建される陸前大塚−陸前小野間は新線として私の乗りつぶしの対象と考える。ので、2015年の開業後は乗りにいかなければならない。立派な新線として再建されていればいいが。