カシオペア寝台券再びゲット

それは昼休みのことだった。いきなり部長からメールがあり、再来月からの仕事について話があるとのことだった。日時を改めてサシで話をするということは…
そんなわけで午後はずっと憂鬱な気分だった。仕事も含めて何もやる気がしない。暗い気持ちで帰宅するが、用があってJR北千住駅に寄る。もうお分かりだろうが、かねてから挑戦している指定券の乗変に今日もトライである。
JR北千住駅は大きい駅だと思っていたが、みどりの窓口はじつにこじんまりしたつくりで、窓口が2つしかない。当然ながら行列ができており、失望を禁じ得ない。窓口がいっぱいあると思って大きな駅に来たのに。
だが、そんな待ち行列にJR社員が2人も張り付き、御用聞きをしている。そして、単なる指定券購入や定期券購入の客には、指定券・定期券発売機が利用できますよと言って列を外させ、券売機の前まで連れて行って使い方を教えている。なるほど、こうやって地道に乗客を教育して券売機の稼働率を上げようとしているのか。
もちろん私のところにも御用聞きが来たが、寝台券の乗変と言うと即座に「窓口でお願いします」と言われた。そらそうやな。
ようやく私の番が来て、乗変を依頼。事前にJR東日本のWebサイトで予約状況を調べていたので、今日は席が空いてる自信があった。はたして、空席がヒットし、ついに乗変が成功した。
こうやって手に入れた指定券は寝台特急カシオペア」のカシオペアツインの指定券。乗変前の券は寝台特急北斗星」のツインデラックスの指定券である。正直、廃止されるのは間違いなく北斗星の方が先なのでそれに乗った方がいいかなという気がしないでもなかったが、これからそう何度も寝台列車に乗る機会はなさそうなので、まだ乗ったことのないカシオペアを第一目標にした。
カシオペアの寝台券を手に入れたのは4年前に続いて2度目。以前は出発前日に地震があって列車が運休したため乗車できなかったので今回はリベンジである。果たして成功しますやら。