バブル期の車両は必ずしも短命ではない

“バブル世代”超豪華特急がわずか20年で消えるワケは?」…特急あさぎりとして20年間走り続けたJR371系と小田急20000系RSE、およびロマンスカーである小田急10000系HiSEの3系列に関する考察だが、誕生からわずか20年ちょっとで一線を退くという観点からのみ書かれている。しかしこれにはいろいろと補足が必要なようで。
小田急HiSEはハイデッカー構造が仇となってロマンスカーからは引退することになったが、既に仲間が長野電鉄に再就職していて、そちらで特急車両として運用されている。同RSEはまだ再就職先は決まっていないが、富士急行が購入を希望していると聞こえているので、その話がうまくまとまらないかと期待している。そしてJR371系は、今後は団体専用車両となるそうな。いずれも、まだ引退⇒即全廃と決まったわけではないので、これらバブル期の車両が短命に終わってしまうとは言い切れない。RSEの交渉が早くまとまるといいのだがねー。