音なしの構え

しばしなごんだ後家路につくが、帰りに秋葉原ヨドバシカメラに寄って、先日壊れたLet's Note R3の修理部品を購入。買った部品のその名はSSD。買ってしまったよ、最先端の尖ったアイテムを…
最近は2.5インチHDDも激安で、5千円用意すれば250GBくらいのモノが買えるのに、HDDではなくわざわざSSDにしたのはひとえにネタ。激速と言われるその読み取り速度を実感するために。駆動部が無いため無音であるというその静かさを堪能するために。しかし金は無いので、8800円で32GBというCFDのCSSD-PM32NLという低価格モデルをゲットした。
帰宅後、さっそく組み上げてみる。Let's Note R3の分解にはこちらの分解動画を参照し、きわめて短時間に分解できた。いや全く便利な世の中になったものだ。このPCは純正以外のHDD/SSDを取り付けるときは41pin折りというテクニックを使わなければならないが、それもこちらのブログのエントリを参照して、無事に完了。本当に今の世の中って便利ですな。
SSDは“相性”がきつくて、PCとの組み合わせによっては動作しないものもあるということで電源投入時には緊張したが、難なく起動してこれまたクリアー。次はOSインストールだが、元のHDDが飛んでしまったためにWindowsXPをインストールすることができず、やむを得ずWindows7RC版(32bit)をインストールした。インストール自体も極めて順調に進み、何の問題も無く完了。しかし、本当の戦いはここから始まった。
インストール後最初の起動。おおおおおおっ速い!!…って絶叫するほどの激速ではない。確かに速いことは速いが、ものの何秒でOSが立ち上がるとかそういったものではない。やはりアレかな、メモリが512MBしかなくWindows7のインストール要件の半分しか満たしてないから、その分遅いのかな。その代わり、OS起動時も完全無音である。何せゼロスピンドル、駆動部がひとつも無いから当然と言えば当然なのだが、本当に動いてるのか、それともハングってるのか判別つかないほど音が無い。
バイスマネージャを見るといくつかのデバイスドライバが組み込まれていない。サウンドドライバ、ビデオドライバ、無線LANドライバ…おかげで音は出ないし無線LANも使えず。汎用ビデオドライバで画面はちゃんと出るが、どうやらチップセットドライバが入ってないようだ。SDカードも使えてない。こりゃ、まともにするまでにはいくらも山を越えなきゃならんみたいだなぁ。