voyaki2007-03-09

救護の実態

今日もまた寒かった。朝ホームに上がると駅の放送で「検見川浜駅で気分の悪くなったお客様を救護をしたため電車が遅れております」としきりに言っていた。目の前には、とっくに発車しているはずの京葉線快速東京ゆきが止まっていて、ひたすら乗客を詰め込み続けていた。この快速を追い越す通勤快速列車が遅れてきたので、私はてっきり通快が救護したため遅れているのかと思った。通快通過後、快速東京ゆきははちきれんばかりにぎっしり客を押し込んで出発していった。
おかげで私は列の先頭に並んで待つことが出来た。といっても待っているのは「次の次」の列車。例の、毎朝レポートしている武蔵野線直通快速東京ゆきのおしくら饅頭をニヤニヤしながら見物。その列車が行ったら、いよいよ自分の乗る普通列車東京ゆきが到着した。遅れているせいか、いつもより客が多めのようだ。しかし、私が乗ろうとした車両は、なぜかものすごく人が少ない。扉が開くと、その理由が一発でわかった!!
床に、無造作に新聞紙が敷いてある!!!勢い良く乗り込もうとした私はそれを大きくまたいで、それから出来る限り車両の奥に詰めた。これは、とんでもない車両に出くわしてしまった。車内に、あのすっぱい臭いが漂っている。ああ、そうかそうなのか。駅で言っていた「救護」とはこれか。まさか救護を行った列車が自分の乗る列車で、しかも自分の乗る車両で、自分の乗るドアのところだとは夢想だにしなかった。
それにして、救護するにしてももっとキチンと後始末できないのか。私はかろうじて避けたが、このあと激混みになるのは目に見えているのに…誰かがきっと犠牲になる。私はその方角を見ることが出来なかった。とてもできたものではない。葛西臨海公園で、新聞紙にすべる足音がした。もうダメだ。堪えられない。
新木場に着いたら逃げるように電車を降りた。車両を変えてもう一回同じ列車に乗るという手もあったが、気分を一新したくなったので地下鉄有楽町線に乗り換えた。自腹で振替輸送である(^_^;)。有楽町線は新木場始発なので必ず座っていける。これはかなりイイ!そして有楽町で降りて、都営三田線日比谷駅に乗り換えるのも簡単だ。しかも、遠回りしたつもりなのに、客先にはいつもとほぼ同じか、少し早い位に到着できた!マジか!?これは…良い発見だった。次に定期券を買う時はこのルートに変更しようかと思った。でも、会社に合理的な理由を説明できないので多分無理だろう。3社経由なので、運賃がかなり高くなるからだ。残念!

やっと金曜が来たというのに

そうやって仕事に行ったのはいいが、今日もヘタレ気味で参った。あんまり自分でヘタレた凹んだ鬱だ死のう、とか言ってると有り難味が無くなって誰も気に留めなくなってしまうが、事実だから仕方が無い。昼は外食に出てうまいインドカレーで気分一新!…しかし、午後になるとまたダメだ。もうちょっと気持ちの持ちようを改めないとダメだな。上司や周りのメンバーやお客さんらともうまく行ってないような気がする。実際にそうなのか、私が思い込んでるだけなのかは知らん。知らんから鬱になる。いっそ知ることができたら、気分が良くなるか暴れるかのどっちかに振れるから少なくとも鬱にはならない。
帰りがけに上司と一緒になったので恐る恐る「今日は御迷惑をおかけしてすみませんねえ」と言ってみた。「いえいえ、これも仕事ですから…」…何もいえなくなったorz

千葉の硬券入場券

それとは全く関係なく、今日の帰りは寄り道することにしていた。まず新橋で横須賀線電車に乗り換え。…地上ホームから地下ホームへの乗り換えはものすごく長くて深くて、しかも殺風景でえらい後悔した。これならまだ東京駅で京葉線ホームに歩いていく風景の方がまだマシだ。そしてホーム上でスイカを使ってグリーン券を買ってみる。実は首都圏のグリーン車の乗り方が変わった昨年春以来、初めてやってみるのである。H立氏はもう何度も体験済みらしいのだが、私は今日初体験。キャー
当然、横須賀線E217系の2階建てグリーン車も初乗車。211系の2階建てグリーン車は乗ったことがあるが。何とか2階席の窓側をゲット!おお、いい見晴らし!!これは寝ている場合じゃないな。たっぷり堪能しなければ。着席したらスイカを所定の場所に当てると、ランプが緑色に変わる。この状態だと車掌(グリーンアテンダントとかいうそうだ)は検札を行わない。車掌の業務の効率化にもなってるわけだ。
ついでに言うと、既に知られていることだが首都圏の普通グリーン車は事前に券を買って乗るのと車内で清算するのではグリーン料金がかなり違う。昔から関東の乗客は「とりあえず初乗りのキップで乗って後は車内で清算」というスタイルが多かったそうで、値段差をつけるというのはいいアイディアだと思う。周りを見てみると、ほとんどの客は事前にグリーン券を(しかもスイカで)買ってる人ばかりだった。
わざわざ横須賀・総武快速線電車に乗る目的地は、千葉。千葉駅に到着すると速攻で改札を抜けて千葉都市モノレールの千葉駅に直行。これまた、やたらに高いところに駅があって、登りエスカレータが長くて長くて。やっと到着すると、またえらく殺風景な景色が広がった。その片隅にあるキップ売り場で、硬券入場券をゲット。まさかモノレールで硬券を売っているとはつい最近まで知らなかった。何かの記念で売り出してみたら評判だったので継続しているとか聞いた。いっそのこと全駅で売るとかしてくれてもいいのに(^_^;)
そのモノレールに乗って千葉みなと駅に移動し、京葉線で帰宅した。今日最大の驚きは千葉都市モノレールではパスネットカードが使えないということだ。危うく自動改札機にパスネットカードを入れてしまうところだった。

拾遺

そのパスネットカードで書き忘れがあった。水曜日、アンキモ鍋を食った帰りに新木場でパスネットカードを紛失!なんということだ…自称鉄道マニアのこの私が、よりによってキップに準じるパスネットカードをなくしてしまうとは。しばらく一人で探していたのだが、仕方なく駅員に申告。近距離なので清算処理が面倒だったのだろう、駅員はそのままスルーしてくれた。
…しかし、あとでバスに乗るときにバスカードと一緒になくしたはずのパスネットカードが出てきた。ああ、どうせそういうことだろうと思ったよ。