偉大なる鉄どもの新年会

三連休はゆっくり寝ていたいというのが人類の基本的な欲求かとも思うが、そうはいかん。予定がびっしりである。まず今日は、鉄どもの新年会に参加するために都心に出ることになっている。その前に、午前中に家事をガンガンとこなす。なにせ正月帰省したまんまだからのう。忙しいことよのう。
あいにくの悪天候で傘をさしていてもガンガン濡れるひどい雨の中、嫌々ながらお出かけ。いくら楽しい新年会といっても、この天候じゃうんざりだろ…しかしまあ、これも鉄どもの強運なのか、次第に天候が回復してきたのは良かった。もっともクソ寒いのはそのまんまだったが。
約束の「16時にJR新橋駅」に若干5分ほど遅れたので、移動先のゆりかもめ新橋駅に直接行くと、向こうのほうから一見していかにも怪しげな集団がもそもそと歩いてくる。悲しいかな、あれが私の先輩や同級生である。数年前から腹が砲弾型(中華鍋の底と言ってもいい)になっているまんぞー氏、相変わらず見事な腹で…しかし、まんぞー氏の長年のライバル、某鉄道会社社員B氏の腹もそれに負けず劣らず見事に成長している。現役の頃最も大きく見えたA海氏が小さく見える。…といいますか、あんたたちあまりにも不摂生しすぎでは?
…と、まずは自分を棚に上げて偉大なる先輩諸氏の腹を鑑賞。反対につばめ氏とファミ氏は相変わらず折れそうなほどの長身細身で、まんぞー氏やB氏と並べるとボールとバットのようである。いつの間にか最年長のように見えるようになったK会長とあわせて全7人、健康そうな人は一人もいないという素晴らしさである(Kさん御健康でしたらすみませんm(__)m)
そんな異様な7人が一斉にゆりかもめに向かい、電車を2本ほど見送って先頭車両の一番前を占領。ゆりかもめ無人運転なので先頭かぶりつきは運転士になった気分なのである。貴重な運転席は偉大なる激鉄三人衆(A海氏、まんぞー氏、B氏)に譲り、後輩の私は直後のBOX席で堪能。私はゆりかもめの一部区間がまだ未乗なので、これを終点まで乗ると全線完乗となる。しかしもう日暮れで外の景色もよくわからん、その上雨天で車内は結露、外が見えない。…まあいいや。
そんな異様な7人が鉄道話で盛り上がりつつ、アッサリと終点の豊洲に到着。計画ではこの後この付近にあった貨物線の線路跡を訪れるはずであったが、悪天候と日没に遮られて断念、速攻で新年会に。ちかくに出来た「ららぽーと豊洲」に場所を求めるが、あまりにも鉄どもには似合わない雰囲気なのでみな戸惑う。結局ららぽーと内にあった焼肉屋で新年会となった。もちろんひたすら鉄道話で盛り上がり続け、終わりは見えない。が、参加者に静岡県から来ている者が複数いるため、そうそう長話はできないのであった。
二次会?はバスで東京駅に出る。何の因果か、私の会社のすぐ脇を通るバスに乗っていく羽目になったので、「ここが私のかいしゃー!」と指差してやった(^_^;) みんな着実に年を重ねているが、鉄道に対する情熱はいささかも衰えていない。みな、全く呆れた奴らである。私もそんな呆れた奴らに負けることなく、ただひたすらに精進を重ねたいものだ。