本当に人来るのか

JR肥薩線の大畑駅保線詰所、矢岳駅官舎を再活用へ−1909年築、レストランとホテルに」…なんだこれは?駅舎の再活用ではなく、保線詰所や駅長官舎の再活用だと?しかも大畑や矢岳は人跡稀な山間部ではないか。わざわざ泊りに来る人がいるのか…?
保線詰所とはその名の通り、線路の保線をする職員の詰所。駅長官舎もその名の通りの駅長のお宅である。どちらも昔は駅の傍に常備されていたものだが、合理化により今は大半が無用の長物となっていて、地方の無人駅なんかでは取り壊されもせずに無残な廃屋状態になっているのをよく見る。
それを活用しようというのだからなんとも物好きというか目の付け所が違うなといったところだが、採算に乗るほど客が来るんだろうか、はなはだ心配である。駅チカ物件とは言えお客さんはほとんど車で来ると思われ(^_^;)、極力鉄道に関係ない層にアピールすべく広告活動に勤しんでもらいたい。
駅チカの鉄道関連物件を使えば鉄ヲタがうようよ集まってきてウハウハ、なんてことだけは考えないでいただきたい。